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平成29年度機械科学コース
各賞受賞者一覧

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平成29年度 日本機械学会三浦賞受賞者からのメッセージ

日本機械学会三浦賞受賞にあたって
       機械創造システム工学コース 北村 政人 

 この度は,「日本機械学会三浦賞」という名誉ある賞に選出していただき誠にありがとうございます.本賞を受賞するに至ったのも,所属するエネルギー変換工学研究室の指導教員である長谷崎和洋教授をはじめ,研究室のメンバーの皆様のご指導,ご協力のおかげであると深く感じております.また下宿生であるため,家族の支援が無ければこのような賞をとることは無かったと思い,皆様にこの場を借りて御礼申し上げます.
 さて,エネルギー変換工学研究室に配属されてからは,人生で初めて熱電材料に触れ,研究を進めていきました.熱電材料とは熱から電気を生成可能な材料です.近年の地球温暖化問題の要因としてエネルギーの浪費が挙げられます.その浪費されるエネルギーを回収し有効利用し,地球温暖化防止につなぐための材料が熱電材料です.この材料を用いた発電システムには,長寿命でメンテナンスフリー,振動や雑音が生じない,小型軽量などの特徴を持っています.私はこの材料の熱から電気への変換性能を向上させる研究を扱っていました.最初に材料の適切な配合条件という壁に,次に試作条件の調査という壁にぶつかり,その都度指導教員並びに研究室生とディスカッションを行ってきました.
 その研究への努力が実り,欧州熱電国際会議に二年続けて発表する結果となりました.また学術論文も2本執筆することが叶いました.
 研究を思い返すと印象に残っているのは,人の数だけ研究内容への解釈が違うのだということです.異なる考えや意見をすり合わせ,新しい研究への切り口を見つけることで研究は進んでいくのだと強く感じました.
 これから,社会人として新たな一歩を踏み出していきますが,これまで培ってきた経験を活かして,さらなる活躍をしていきたいと思っています.

平成29年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

日本機械学会畠山賞を受賞して
       機械工学科 吉川 直弥 

 この度は,日本機械学会畠山賞という名誉ある賞を受賞させて頂き大変光栄に思います.学業の成果に対してこのような形で評価して頂き,心からうれしく思います.また,この賞を頂くにあたって,私を支えてくれた家族や共に勉学に励み切磋琢磨してきた友人,丁寧なご指導を承りました流体機械研究室の指導教員である重光亨准教授をはじめとする機械工学科の先生方並びに流体機械研究室の先輩方にこの場をお借りして厚くお礼申し上げたいと思います.
 4年次には,流体機械研究室に配属され,「船舶用スラスターの性能改善に関する研究」という題目で研究を行いました.スラスターとは船に舵とスクリューだけでは実現できない横方向の推力を与えることができる動力装置のことで,性能改善に関する調査があまり行われていないのが現状です.研究は数値流体解析だけでなく,実際に装置を設計し実験も行います.そのため,流体分野の知識だけに留まらず,幅広い分野の知識が必要となりました.また製品化を目標としているため,様々な制約条件の中で性能改善を行う必要があり,その中で様々な困難に直面しました.しかし,その都度先生方や先輩方のご指導があり,最後まで諦めることなく困難を乗り越えることができました.研究を進める中で得られるものは非常に多く,大変有意義な一年になったと身に染みて感じることができました.
 徳島大学卒業後は徳島大学大学院へ進学し,引き続き同じ研究を行う予定です.卒業後は直接の先輩が卒業されるため,これまで以上に自分で考え行動し,研究を進める必要があるため,更に多くの困難に直面することと思います.しかし,研究室で学んだことを生かし,今まで以上に真摯に研究に取り組んで自分自身を磨き,また後輩の良い手本となれるよう日々精進していく所存です.この度は本当にありがとうございました.

平成29年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

日本機械学会畠山賞を受賞して
       機械工学科 田中 誠也 

 この度は日本機械学会における畠山賞を頂くことができ, 大変栄誉に感じるともに大学4年間での成果をこのような形で評価して頂くことができ大変喜ばしく感じます. この賞を受賞するにあたり真摯にご指導をして頂いた指導教員である出口祥啓教授をはじめとする機械科学コースの先生方, 共に勉学に励んだ友人, 並びに様々な面で私を支えてくれた家族に対してこの場をお借りしてお礼申し上げたいと思います.
 私はレーザ計測技術を用いた研究に興味があり, レーザ・プラズマ研究室に所属し, 現在レーザ誘起ブレークダウン分光法(LIBS)を用いた研究に携わっております. 近年, 工業分野の各方面においてリアルタイムかつ高感度で元素分析計測のニーズがあり, LIBSを用いたリアルタイム計測が注目を浴びております. LIBSが様々な実フィールドにおける計測機器に実機適用化されることにより従来の計測方法よりコスト削減, 生産性向上など多くの利点が見込まれております. 研究を進めていく中で企業や研究機関との共同研究が多くあり, 最終目的を達成するために細分化した目標を掲げ実現可能なスケジュールを設定し, 共同研究先に随時状況を報告しながら研究を推進しております. これらの経験は今後エンジニアとして社会貢献していく上で貴重な経験になると思っております. 現在の研究技術を用いた実機計測機器を構築することが私自身の目標です. 実機適用化では基礎研究とは異なり多くの制約があるため困難なことがあるが, この目標を達成するために最後まで諦めず努力しようと思います.
 来年度からは徳島大学大学院に進学し, LIBS技術を用いた実機計測機器の構築に向けた研究を引き続き行うと同時に多くの学会に参加し, 研究発表を通じて同じ研究分野の方々からの貴重なご意見を研究に反映させていこうと考えております. 今後このような栄誉ある賞を頂けるように日々努力します.

平成29年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して
       機械工学科 4年 花咲 憲一 

 この度は,三木康楽賞という名誉ある賞を頂くことができ,大変光栄に思っております. 徳島大学での4年間の取り組みをこのような形で評価していただき,大変嬉しく思います.公益財団法人康楽会関係者の皆様に厚く御礼申し上げます.今回このような賞を頂けたのは,熱心に指導してくださった機械工学科の先生方,共に勉学に励んだ友人,多方面で私を支えてくれた家族のおかげであり,この場で御礼申し上げます.さらに丁寧なご指導を承りましたエネルギー変換工学研究室の指導教員である長谷崎和洋教授をはじめとし,研究室の先輩方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます.
 私は,4年次からエネルギー変換工学研究室に所属しています.近年,地球温暖化やエネルギー資源の不足といった社会問題の早急な対応や解決が重要視されています.しかし,決定的な解決方法が見つかっていないのが現状です.私は,熱エネルギーを電気エネルギーに変換する機能を持つ熱電半導体の性能向上を目指し,太陽光発電と同程度の変換効率を最終目標として研究を行っています.現在行っている研究に関する学術論文を執筆し,国際学会で発表する事が今後の目標です.学術論文を執筆し,その内容を学会で発表する事は,多くの意見を取り入れ研究を進めるうえでも重要であるので,この目標を達成できるように努力していきたいと考えています.
 4月からは徳島大学の大学院に進学します.大学院でも,現在の研究を引き続き行っていく予定です.進学後は,直属の先輩が修了されるため今まで以上に自分で考え研究を進めていかなければなりません.また,院生では,学部の時とは異なり深い知識や技術,研究の質がより求められます.そのために,自身のレベルアップに努めていきたいと考えています.研究やその他の分野でも成果を上げ,周りからの期待に応えることができるように励む所存です.

平成29年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して
       機械工学科 宮岡 慶 

 この度は康楽賞という名誉ある賞を頂き,光栄に思っております.今回このような賞を頂けたのは,私自身の力だけではなく,共に大学生活を過ごし勉学に励んだ友人,熱心にご指導してくださった先生方や先輩方,何より多方面で支えてくれた両親のおかげであると思っています.この場を借りて感謝の言葉を述べさせていただきます.本当にありがとうございます.
 私はエネルギー変換工学研究室に所属しました.私の住む日本は地震の多い国で,これまでも震災による様々な問題に立ち向かってきました.エネルギーに関する問題の解決は私たち日本人にとって解決すべき重大な問題の一つであると思っています.私は研究室で熱電発電という,熱を電気に変える研究をしていました.私たちの身の回りには利用されていない排熱がたくさんあります.熱電発電は熱を与えるだけで電気を生み出すことができる熱電材料というものを用います.熱を与えるだけなので,発電のために二酸化炭素はもちろん排出されません.世の中で捨てられているものから最も必要とされているものの一つである電気エネルギーを生み出すことができる.さらには,地球温暖化の大きな問題である二酸化炭素の排出という問題の解決策の一つにもなりうるこの研究は私にとって大変魅力的なものした.さらには先生と研究室の仲間にも恵まれ,毎日が充実していました.また,国際学会も経験させていただき,様々な国の人々と意見を交換でき,たくさんの刺激を受けました.
今後は,これまで得たもの最大限に活用し,自分のすべきことを明確にして,周りからの期待に応えることができるように,研究以外の分野でも成果を上げていきたいと考えています.最後になりましたが,この4年間を支えて頂いた皆様にお礼申し上げます.ありがとうございました.

平成29年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

康楽賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 中川 真人 

 この度は,康楽賞という非常に栄誉ある賞に選出していただき,深く感謝申し上げます.私の徳島大学での学びや経験がこのような形で評価され,大変光栄に思っています.この賞を受賞したのは私個人の力ではなく,研究室の方々や研究においてお世話になった共同研究者の皆様,友人たち,その他協力してくださった人々のおかげであり,この場をお借りして感謝の意を表します.
 私は,学部4年よりレーザ・プラズマ研究室に配属となり,「CT半導体レーザ吸収法(CT-TDLAS)」を用いたレーザ計測技術の研究に携わりました.近年,火力発電や自動車産業などの工業分野において,燃焼効率の改善やNOxやCO2等の排出ガス計測にニーズが高まってきています.私の研究室では,CT-TDLASという火力発電における燃焼炉や,自動車のエンジン等に適応可能であり,ガス中の温度や濃度をリアルタイムに計測する,“世界で唯一の技術”を開発しました.そのため,複数の企業と共同研究を行うケースが多く,私自身,数件の研究を担当しておりました.全ての研究を遅延無く推進するためのスケジュール管理,実際に企業の方との打ち合わせにおける報告書の作成やプレゼンテーションに大変苦労しました.しかしながら,自分よりも高い専門性を持つ企業の方々や先生方,その他研究者らとの議論を積み重ね,自らの知識や視点の幅を広げることが出来たと実感しております.学生時代にこのような貴重な経験を積めたことは,来春から社会人として社会貢献するために必ず力になると確信しております.
康楽賞を受賞できたことに慢心せず,今後とも,技術者としての自覚を持ち,日々努力を積み重ね,常に成長しようと考えております.私の技術者としての目標は,“世界を驚かす”技術や製品を開発することです.この目標を達成するために,私はこれからも高みを目指し続けます.

平成29年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を受賞して
       機械工学科 集堂 裕也 

 この度は,「日亜賞」という名誉ある賞を受賞することができ,大変光栄に思います.そして,このような賞を受賞できたのは自分自身の力だけでなく,先輩方や友人,ご指導してくださった先生方,日頃から支えてくれている両親のおかげであり,心より感謝申し上げます.
 この4年間の大学生活では,講義に積極的に取り組むと共に,新しいことに挑戦したいという思いから,1年生から創成学習開発センターのプロジェクト活動に参加しました.プロジェクト活動では,メンバーと共に計画を立てる,活動予算を獲得するためのプレゼンテーションを行う,工作機械で加工を行うなど,大学生活では得難い経験をすることができました.そのため,工学知識や行動力が自然と身に着きました.また,活動を通して共に支え合うことのできる仲間を作ることができました.4年間の大学生活で非常に大切なものを得ることができ,充実した4年間でした.
 4年生になって希望していた流体工学研究室に配属となり,「沸騰による気泡の成長と非定常熱伝達の数値解析」というテーマで研究を行っています.私の研究は数値解析手法の確立を目的としており,思った結果が得られなかったこともあり,自分の無力さを感じました.しかし,指導教員である太田光浩教授や研究室の先輩方の熱心なご指導により,乗り越えることができました.
 私は4月から徳島大学の大学院に進学します.大学院では現在のテーマを継続し,研究を行っていく予定です.4年生の1年間は周りの人々の力を借りながら研究を行ってきましたが,大学院では自身の考えをしっかりと持って,より一層努力し研究に取り組んでいきたいと思います.今後も辛く苦しいことを経験することがあると思いますが,この受賞を誇りとして,これからも仲間と共に互いに切磋琢磨し,勉学・研究に取り組んでいきたいと思います.

平成29年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 増岡 孝 

 この度は,栄えある日亜賞を受賞する機会を与えて頂き,誠にありがとうございます.このような受賞は自分に縁のないものと思っておりましたので,今回の授賞の通知を受けて,唯々驚いております.このような賞を頂けたのも,これまで時に厳しく指導し育てていただいた安井教授と南川講師ならびに諸先生方,自分を支えてくれた研究室の皆様のお蔭であると実感しています.この場を借りて厚くお礼申し上げます.
 学生生活を振り返ると,講義だけではなく課外活動などを通して,とても多くのことを得ることができました.4年生になってからは,安井研究室に所属し,「ファイバー光コム共振器を用いた光超音波計測」を研究テーマとしてきました.光超音波イメージングは光と超音波のハイブリッドなイメージング手法として国内外で注目されていますが,私は,光ファイバーレーザー共振器を用いた超音波センサーを開発し,光超音波イメージングの基本特性評価を行ってきました.自作したファイバーレーザー共振器センサーを用いることにより,電磁誘導ノイズの影響を受けず,高感度に超音波信号を計測することが出来ました.研究を進める中で,幾度もの失敗や困難に直面しましたが,自身の頑張りと先生方や研究室先輩のサポートにより,最終的に光超音波信号を検出することができました.また,研究室では学会発表の機会を多く与えていただきました.大学院2年目においては自分自身初めてである海外での国際会議(シンガポール)での発表を行い,英語力や研究に対するモチベーション向上につながる大変貴重な経験を得ることも出来ました.
 新年度からは社会人となりますが,培った様々な知識や経験を活かして,目標を常に持ち,挑戦し続けていきたいと思います.この度は本当にありがとうございました.

平成29年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
       機械工学科 今垣 諒彌 

 この度は,私の学部4年間の学業に対して徳島大学工業会賞という名誉ある賞を頂けたことを大変光栄に思います.受賞にあたりましては,精神的にも金銭的にも支えて頂き,私が学業に専念出来るように支えてくれた両親や,共に勉学や娯楽に励み学校生活を充実させてくれた友人達に感謝を申し上げます.また,数々の助言やご協力を頂いた岡田達也教授をはじめ,研究室の先輩方,電気電子工学科・富田卓朗准教授と同研究室の皆様,植木智之技術職員,香川大学・田中康弘教授に大変お世話になりました.この場を借りて感謝を申し上げます.
 私は研究室に配属されてから,「ダイヤモンド表面へのフェムト秒レーザ照射による改質」をテーマに研究を行いました.内容は,半導体材料であるダイヤモンド単結晶の表面にフェムト秒レーザを照射し,その結果生じた改質部をドーピングや電極形成の面で応用することができないかを評価するということです.この研究の際には,顕微鏡試料作製をはじめ想定通りに結果が出ないことも多々あり,常に困難の荒波に悩まされ続けるような1年でした.しかし,研究活動を通して培った知識や経験はかけがえのないものであり,今後の自分の根底の一部になると感じました.
 4月に徳島大学大学院に進学した後も,引き続きこの研究を進めていきます.学部生の時は,先輩と共に研究活動していたため,困った際には先輩に頼ることが可能でした.しかし進学後は後輩の立場の学生も増え,指導する立場となり,見本としての立ち振る舞いが要求されます.そこで,私が1年間背中を見ていた先輩のように,自主的に行動し率先して研究活動を行うような姿を見せられるようにしようと思います.そして何より,自分自身の成長に繋がるよう研究活動だけではなく様々な点で日々邁進する所存です.この度は,本当にありがとうございました.

平成29年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
       機械工学科 三宅 諒弥 

 この度は徳島大学工業会賞という名誉ある賞を頂き,大変光栄に思ております.このような賞を頂くことができたのも,所属する流体工学研究室の指導教員である太田光浩教授をはじめとする機械工学科の先生方,研究室の先輩方や同期の仲間,共に学業に励んだ友人,そして,大学生活を多方面で支えてくれた家族のおかげであると思います.この場を借りて心より感謝申し上げます.
 また,4年進級時における研究室配属で,流体工学研究室に配属となりました.私はこの1年間「アルカリ溶解性会合高分子中を上昇する気泡への添加するアルカリ性物質の影響」というテーマで研究を行ってきました.アルカリ溶解性高分子溶液は非ニュートン流体であり,剪断速度によって粘度が変化します.また,この溶液を上昇する気泡は特異な形状になることが報告されており,その話を研究室紹介で聞き,興味を持ちました.4年生になり研究室へ配属されると,3年生までの講義中心の学生生活とは違い,研究を中心として自主的に行動しなければならないことが多くなり,戸惑うこともありました.また,研究の成果が思うように得られなかったり,課題に行き詰まったりすることもありました.しかし,その度に先生や先輩方から温かいご指導を頂いたことで,課題を乗り越え,自分自身の成長へと繋げることができました.その結果として,4年生の1年間における研究生活を充実したものにできたと思います.
 私は,来年度から徳島大学大学院へと進学します.大学院では,現在行っている研究を引き続き行う予定です.大学院ではさらに勉学・研究に精進し,多くのことを学びたいと思います.また,この1年間はいろいろな方に助けてもらうばかりでしたが,大学院では新しく研究室に入ってくる後輩達を助ける存在になれるよう,より一層努力していきたいと思います.

平成29年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 永濱秀明 

 この度は徳島大学工業会賞という名誉ある賞を頂き大変光栄に思っています.徳島大学での勉強の成果がこのような形で評価され大変嬉しく思います.この賞を受賞したのは私個人の力ではなく,研究においてお世話になった藤澤正一郎教授をはじめ,共同研究者の皆様,実験に協力していただいた方々,人間適応工学研究室の方々や友人たち,また今まで支えてくれた両親に心から感謝の意を示します.
 私の大学院での研究テーマは「方向定位付きLEDブロックの敷設位置の検証実験」です.日本には身体障害者の約1割にあたる約31万人の視覚障害者がいます.視覚障害者への支援機器として視覚障害者誘導用ブロック等があります.しかしながら道路の横断に不安を覚える方も多くいます.そこで事故の危険性が高い横断歩道を視覚障害者が安全に利用するための支援機器として方向定位付きLEDブロックの敷設を提案しています.方向定位ブロックは表面の突起による触覚とLEDによる視覚を用いて横断方向を視覚障害者に認識させることを目的として開発しています.表面の突起を踏むことで正しい出口の方向を認識し,LED光によって弱視者が夜間でも出口を認識することができます.ブロックは正しい横断方向を示す方向定位性能をより活用できる位置に敷設することが望まれます.そのため,視覚障害者にご協力いただいて方向定位性能をより高められる敷設位置の検証実験を行い,研究の成果を国際学会などで複数回発表することができました.学会への参加は私にとって非常に有意義な経験となりました.
 私は今春から就職して社会人の一員としての第一歩を踏み出します.徳島大学で6年間学んだことや経験したことを糧にして技術者として社会に貢献できるように努力していきたいと思います.

平成29年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工学部教育研究助成奨学賞を受賞して
       機械工学科  渡代 大地 

 この度は徳島大学工学部教育研究助成奨学賞を受賞することができ,大変喜ばしく,また光栄に感じております.私がこのような賞を受賞することができたのは,素晴らしい環境を整えてくれた両親,現在ご指導を承っている流体力学研究室の一宮昌司教授をはじめとする機械工学科の先生方やその他の授業でお世話いただいた他学部の先生方のご尽力あってのことと感じています.相談に行くと常に真剣に,納得いくまでアドバイスいただきました.しかし何よりも力になったのは,苦楽を共有し,共に切磋琢磨しながら勉学に励んでくれた友の存在でした.とても私一人で受賞できたものではなく,大変感謝しております.
 大学入学当初は,専門化した講義内容やその授業スピードの速さに戸惑うことも多くありました.しかし,分からないことはその都度納得いくまで先生方や友人に相談し解決してきました.この4年間の積み重ねが今回の受賞につながったと感じています.
 また,今年度から流体力学研究室に配属となり,流体の流れの変化について研究を行っています.初めての研究活動で,さらに求められる内容も3年次までとは格段に難しくなり日々困難に直面していますが,教授や同研究室の先輩方の助言を受け一つ一つ解決することができています.しかし同時に,今は知識も経験もかなり未熟で,自分の力不足と一人で解決できないことへのふがいなさを痛感しています.
 私は,来年度から徳島大学大学院に進学します.そして引き続き現在の研究を突き進めて新たな発見を目指して取り組んでいきます.しかし来年度からは先輩方が卒業し自分が主体となって進めていかなくてはなりません.より多くの知識の吸収は勿論,これまでいただいた助言と4年間貫いた姿勢を忘れず,これからの研究活動と学生生活を有意義なものにしていく所存です.

平成29年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工学部教育研究助成奨学賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 森 悠馬 

 この度は徳島大学工学部教育助成奨学賞を賜り,大変光栄に思っております.この賞を受賞するにあたり,ご指導頂いた出口祥啓教授をはじめ,研究室の方々や大学関係者様,共同研究者の皆様,その他ご協力してくださった方々には心より御礼申し上げます.
 私の研究ではCT半導体レーザ吸収法を用いた高温・高圧場における多成分同時計測技術の開発を行っています.2015年にパリ協定が採択され,温室効果ガスの排出量の低減化が注目される中で,自動車のエンジンやバーナといった燃焼現象を工学的に応用する場におき,燃焼構造やその過渡的な振る舞いをより一層詳しく解明することが急務となっています.そこで,特に高温・高圧場かつ非常に複雑な燃焼現象がみられるエンジン筒内において,温度や濃度(CO2,ガソリン)を同時にかつ2次元分布として計測する技術の開発を行いました.本研究を推進するにあたり,半導体レーザ吸収法等のレーザ計測技術への理解を深めるだけでなく,多くの経験を積むことができました.計測装置の製作の面では,1から全ての装置部品の設計を行い,その中でもレーザ光軸調整可能な発振装置の設計では徳島大学から正式な発明として認められました.計測対象についても共同研究先の研究者の方から多くを学ぶことができ,エンジン筒内における燃焼現象への理解を深めることもできました.それらの経験を踏まえ,国際学会において優秀発表賞を受賞することができ,自分にとっての大きな自信となりました.
 今春から私は社会の一員として新たな一歩を踏み出します.徳島大学で得られた多くの経験は私にとって財産であり,このような賞を受賞できたことは,私の人生において大きな誇りです.今後は技術者として日々精進することに努め,社会に貢献するものづくりを行うことを目標としたいと考えています.

平成29年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して
       機械工学科 4年 川口 裕輝 

 この度は機械工学奨励賞という名誉ある賞を頂き光栄に存じます.学部4年間の取り組みをこのような形で評価され大変嬉しく思います.共に勉学に励んだ友人,研究においてご指導下さいました重光亨准教授をはじめとする機械工学科の先生方や先輩方の支えがあっての受賞であったと思います.私を支えて下さった皆様にはこの場をお借りして厚くお礼申し上げます.
 私は大学での講義の中で流体工学の分野に興味を持ち,その中でも流体機械という学問に関する研究をしたいと思いました.そして4年次の研究室配属では,以前より志望していた流体機械研究室に配属となりました.私が行った研究は「高圧小型ハイドロタービンの高性能化に関する研究」という題目です.近年のエネルギー問題として,化石燃料に依存したエネルギー消費により地球温暖化の進行が懸念されています.そこで,現在再生可能エネルギーへの需要が高まっており,本研究では再生可能エネルギーの中でも非常に小規模な水力資源を有効利用し,環境への負荷が小さいピコ水力発電をターゲットにした小型のハイドロタービンに関する研究を実施しています.また,従来の小型ハイドロタービンよりも高出力化を実現するために新形状となる羽根車の設計を行いました.しかし,従来技術の理論をそのまま適用できない箇所が多々あり多くの困難に直面しましたが,重光先生をはじめ先輩方のご指導により研究を進めていくことができました.
 今後は大学院に進学し,引き続き高圧小型ハイドロタービンに関する研究を行っていく予定です.進学後は実験に向けて研究を進めていくため,今まで以上に高度な知識・技術が必要になり困難に直面することもあるかと思います.しかし,学部4年間で身に付けたことを生かし,真摯に研究に取り組んで自分自身を磨き,後輩の良い手本となれるように精進する所存です.

平成29年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して
       機械工学科 4年 武市 大輝 

 この度は,機械工学奨励賞という名誉ある賞に選出していただき,誠に光栄に思っております.機械工学科の諸先生方をはじめ,現在所属している流体機械研究室にて御指導・御鞭撻いただいております重光亨准教授ならびに先輩方には,厚くお礼申し上げます.また,共に学業・研究に励み切磋琢磨してきた同期の皆様,そして大学まで進学をさせていただき,様々な面で支えていただいた両親に深く感謝の意を表します.
 大学生活4年間を振り返ってみますと,交友関係にも恵まれ,機械工学に関する数々の講義に出席し,様々な知識を身につけることができたため,非常に充実した大学生活を送ることができたと思っています.
 また現在所属しております流体機械研究室では,送風機・水車・ポンプなどの私たちの身の回りの生活で実際に使用されている製品の高性能化に関する研究が行われております.その中でも私は送風機のブロワについての研究を行っていますが,ブロワに対するニーズとして,地球温暖化への配慮から省エネ化やユーザーへの負担軽減のため小型化・軽量化などが挙げられます.これらのニーズを実現するために,ブロワの羽根の設計を行い,高性能化を図っています.研究活動として新規に企業との共同の研究に携わらせていただき,形が無いものを自分で考え,作り上げることの難しさや自分の負う責任の重さを痛感しました.しかしながら,学部時代にこのような経験ができたことは非常に価値のあることで,今後の研究活動や,就職してから仕事をする上での自信になると思っています.
 来年度からは,徳島大学大学院への進学が決定しております.大学院では,学部の時よりも更なる主体性と研究内容への理解が必要になりますので,この度の賞を励みとして更なる努力を積み重ねて研究活動に勤しみたいと考えております.

平成29年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学科奨励賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 本田 康太 

 この度は,機械工学科奨励賞に選出していただき,大変光栄に思っています.学生生活6年間の最後に名誉ある賞を賜ったことを,非常に嬉しく思っています.この研究の功績を残すことができたのは,講義や研究において丁寧かつ熱心に指導して下さった先生方,また苦楽を共にし,多くの困難を乗り越えるため協力してくれた研究室の友人たち,そしてどんなときも励ましてくれた家族のおかげであり,私を支えていただいた多くの皆様に感謝しています.
 徳島大学に在籍した6年間,私は非常に多くのことを経験しました.学部1年生からの前半の3年間は,一般的な教養や専門分野の知識を身に付け,機械工学の基礎を学習することができました.学部4年生から修士の2年生までの後半3年間は加工プロセス&システム研究室に所属し,「ガラス板への穴加工における電着工具への切りくず付着の抑制」というテーマに従事しました.ダイヤモンド電着工具への切りくず付着を抑制することは非常に難しく,研究の過程で多くの問題に直面しました.問題の解決には,多くの時間と労力がかかりました.研究は苦労することも多々ありましたが,指導教員である溝渕啓講師,石田徹教授,また研究室の仲間たちの支えのおかげで苦難を乗り越え,多くの学会発表で研究成果を披露することができました.また,研究を通じて,文書の書き方や発表の手法の基礎を学び,人に何かを伝えることの難しさを実感しました.これら数多くの貴重な経験は,これからの私の人生で必ず役立つと思います.この徳島大学で過ごした有意義な6年間は,私の貴重な財産です.
 来年度から私は就職し,晴れて社会人となります.これまでに学んだことや身に付けたことを活かし,何事に対しても全力をあげて取り組み,社会で活躍できるエンジニアになれるよう精一杯努力していきたいと思います.

平成29年度 武藤栄次賞優秀学生賞受賞者からのメッセージ

日本設計工学会武藤栄次賞優秀学生賞を受賞して
       機械工学科 藤原 克弥 

 この度は,日本設計工学会武藤栄次賞優秀学生賞という非常に名誉ある賞に選出していただき,誠に光栄に存じます.4年間の大学生活がこのような形で評価していただけたことを大変嬉しく思います.このような賞を受賞させていただいたのも,熱心に指導してくださった先生方,適切なアドバイスをくださった研究室の先輩方,共に研究や勉学に励んだ友人,そして大学生活を様々な面から支えてくれた両親のおかげです.この場を借りて厚く御礼申し上げます.
 徳島大学で過ごした4年間を振り返ると勉学や研究,プロジェクト活動をはじめとする様々なことを体験することができ,充実した日々を送ることができたと感じています.特にこの加工プロセス&システム研究室に所属した1年間は,大変有意義な時間を過ごすことができました.私は昆虫型曲がり穴放電加工システムに関する研究として,放電加工を用いた加工システムにより,工作物に曲線形状の穴を創成することを目的とし,研究を行いました.講義を受けるだけであったそれまでの3年間とは異なり,自分自身で考え行動することは非常に難しく,戸惑いました.また,分からないことが多く,行き詰ることも多々ありました.しかし,指導教員である石田徹教授,溝渕啓講師の熱心なご指導とアドバイス,研究室の先輩方の手助けのおかげで,無事,最後まで研究をやり終えることができました.
 大学卒業後は徳島大学大学院に進学し,引き続き昆虫型曲がり穴放電加工システムに関する研究を行いたいと考えています.今後も様々な問題に直面することがあると思いますが,この4年間で身についた知識・技術を活かし,この賞に恥じないよう勉学や研究に取り組んでいきたいと思います.この度は本当にありがとうございました.

平成29年度 武藤栄次賞優秀学生賞受賞者からのメッセージ

武藤栄次賞優秀学生賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 岡﨑 翼 

 この度は,日本設計工学会武藤栄次賞優秀学生賞という非常に栄誉ある賞に選出していただき,深く感謝申し上げます.学生生活の締めくくりが,このような評価をして頂いたことは大変光栄に思っております.この賞をいただけたのも,これまでご指導してくださいました先生方,ともに学び切磋琢磨した仲間,そして大学生活を多方面で支えてくれた家族のおかげであり,皆様に厚くお礼申し上げます.
 徳島大学に在籍した6年間,私は非常に充実した大学生活を送ることができたと感じています.入学当初は知らない土地での一人暮らしに不安を抱きながら毎日を過ごしていましたが,共に支え合える仲間に出会うことができ,楽なことばかりではなく苦しいこともありましたが,仲間達のおかげで乗り越えることができました.そして,この6年間の中でも加工プロセス&システム研究室に配属されてからの3年間は,特に密度の濃い有意義な時間を送ることができました.私は,断面変化穴放電加工法の開発に関する研究として,研究室で独自に開発した装置を用いて複雑な形状を加工するために必要なソフトウェアの開発に取り組みました.授業以外でプログラムの構築を行ったことがなく,ほとんど初めての挑戦となりました.そのため,わからないことが多く,思うように研究を進めることができず,本当に苦労した3年間でしたが,指導教員である石田徹教授,溝渕啓講師の熱心なご指導,研究室の仲間のアドバイスのおかげで,無事,最後まで研究をやり終えることができました.先生方,先輩方には心より感謝しております.
 来年度から,私は就職して学生から社会人となります.社会人になっても,今回頂いた賞に恥じることのないように,徳島大学で学んだことを活かして,エンジニアとして成長していきたいと思います.この度は本当にありがとうございました.