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平成26年度機械工学科
各賞受賞者一覧

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平成26年度 日本機械学会三浦賞受賞者からのメッセージ

日本機械学会三浦賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 植村 慎司

 この度は日本機械学会三浦賞という栄誉ある賞を頂き,本当にありがとうございます.ここ徳島大学で,3年間研究してきた結果がこのような形で評価され,大変嬉しく思っております.この受賞は私一人の力ではなく,機械工学科の先生方や友人,そして家族の支えがあってこそのものであると思っております.特に,研究において熱心に指導してくださった三輪先生,研究を支援してくれた研究室の仲間には大変感謝しています.
 私は,4年前に3年次編入という形で徳島大学に入学いたしました.それ以前は香川高専に所属していました.高専では,機械系と電気系の技術者の橋渡しができる技術者を目指し,広い分野の知識を学んでいました.徳島大学に編入後は,制御工学研究室に配属されました.研究室での3年間を振り返ると本当に様々な体験をし,多くのことを学ばせていただいたと感じます.私は,無人ヘリコプタの飛行制御をテーマとした研究に取り組んでおりました.この研究では,ハードとソフト両面に触れることができ,それらが密接に関係し合っていることを実際に体験することができました.研究の合間には,研究とは直接関係のない知識の学習も行わせていただき,幅広い知識を学びました.また,この受賞のきっかけとなった多数の学会発表では,他大学の先生や学生,企業の方との交流から多くの刺激を受けました.学会で知った他の分野の研究から自分の研究に生かせるようなヒントをいただくこともありました.これらの大学での経験を通して,幅広い視野で物事を見ることができるようになったと思います.
 大学院卒業後は,無人航空機を開発する企業に就職することになっております.企業での開発は大学の研究とは異なる部分も多くあると思いますが,研究で培った知識と経験を存分に生かしていきたいです.そして今後の日本の無人航空機業界の発展に貢献できるような技術者を目指します.

平成26年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

日本機械学会畠山賞を受賞して
       機械工学科 伊佐見 薫平

 この度,日本機械学会畠山賞という名誉ある賞を受賞させて頂き大変光栄に存じます.大学四年間の学業の成果に対して高い形で評価して頂いたことに,大変嬉しく思います.この賞を受賞することができたのは私一人の力だけではなく,学業に専念させてくれた家族,丁寧なご指導を頂いた流体工学研究室の太田光浩教授を始めとする機械工学科の先生方,共に勉学に励んだ友人達の存在があったからだと思います.この場をお借りして感謝申し上げます.
 大学四年生の研究室配属では希望であった流体工学研究室に進み,非ニュートン流体を扱った研究を行いました.そこで非ニュートン流体は身近に様々な流体があることを知りました.例えば,プラスチックやゴムの成形品の原材料からマヨネーズやケチャップなどの食品まで幅広く世の中で使われており,様々な分野で応用され,現代社会になくてはならない存在になりつつあります.社会的に高いニーズがあるにも関わらず,非ニュートン流体は複雑な流動場を形成するためにまだ解明されていない流動現象が多くあります.そのため,研究内容は非常に奥が深く,難しいものでした.太田教授の親身なご指導の下,卒論を通して研究分野の専門的な知識を得ることだけでなく,自ら考え行動に移す力を僅かながら身につけることができたと思います.
 来年度からは大学院に進学し,新たな環境で引き続き流体工学関連の研究に取り組んでいく予定です.学部の間だけで取得することが難しい機械工学系の高度な専門知識の習得,研究を通した実践的な思考や考察の機会を得ることでより自分自身を成長させていきたいと思います.そして大学院修了後は人々の生活を豊かにし,社会的に付加価値の高い製品や技術を世の中に提供できる機械技術者になりたいと考えています.この度は本当にありがとうございました.

平成26年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

畠山賞を受賞して
       機械工学科 福田 裕章

 この度は日本機械学会畠山賞という栄誉ある賞を頂き光栄に思います.徳島大学での4年間の取り組みをこのような形で評価され大変嬉しく思います.この賞の受賞は私一人の力ではなく共に勉学に励んだ友人や支え続けてくれた両親,御指導下さいました重光亨准教授をはじめとする機械工学科の先生方や研究室の先輩方のお力添えのおかげであります.この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます.
 私は3年次から流体について興味を持ち,4年次になると流体機械研究室に配属されました.それまでの3年間とは異なる環境で初めは戸惑いもありましたが,すばらしい先輩方の下で学んだことは大変有意義なものとなりました.私が行った研究は「二重反転形小型冷却ファンにおける内部流動が相似則に及ぼす影響」という題目で,半径方向でのコンパクト化および低回転速度化に有効である二重反転形小型冷却ファンに注目し高性能化を目的とし研究を行ってきました.対象としているファンは内部流動が複雑である為にターボ機械従来の規格や理論がそのまま適用できないことがあります.そのため未解明の点も多く試行錯誤の繰り返しで多くの困難に直面しましたが,実験や数値解析を行う中で培われた知識はかけがえのないものとなると思います.
 4月から私は徳島大学の大学院に進学し,引き続き二重反転形小型冷却ファンに関する研究を継続して行っていく予定です.進学後は直接の先輩が修了されるため,これまで以上に自分で考え行動し,研究を進める必要があります.そのため更に多くの困難に直面することと思います.しかし,研究室で学んだことを生かし,今まで以上に真摯に研究に取り組んで自分自身を磨き,また後輩の良い手本となれるよう日々邁進していく所存です.この度は,本当にありがとうございました.

平成26年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

康楽賞を受賞して
       機械工学科 森本 颯

 この度は,名誉ある康楽賞を賜り,誠に光栄に存じます.これまでご指導頂きました名田譲講師,木戸口善行教授をはじめとする機械工学科の諸先生方に心から御礼申し上げます.また,充実した学生生活を支えてくれた親族や共に学んだ友人達,先輩方に感謝致します.
 学生生活4年間を振り返ってみますと,私は多くの良い友人に出会うことができたと思います.講義内容について議論し,テストやレポートなどの勉強を共に頑張りました.友人たちとの議論を通して疑問を解決し,様々な知識を深めることができたと思います.また,みんなで学ぶことの楽しさを知ることができました.このような多くの友人に出会えたことは私の将来に大きな財産となると感じております.
 学業の面では,講義や実験を通して機械工学の基礎を学び,多くの知識を身に付けることができました.4年次卒業研究で配属された動力工学研究室では,次世代天然ガスエンジンの開発に携わらせて頂きました.研究が始まった頃は知らないことばかりで,先輩達の議論について行くのがやっとでした.卒業研究を行った1年間は1日の大半を研究について考えて過ごしました.多忙ではありましたが,それまでの3年間とは異なる意味で,充実した1年となりました.また,社会のために機械工学がいかに役立つか,ということを体験することができました.
 大学院に進学後は,引き続き動力工学研究室でエンジン開発を行いたいと考えております.研究室の先輩方のように,私も後輩となる新4年生を指導することで共に成長していきたいと思います.また,専門性を深めるとともに,大学院での講義を通じて社会の発展に貢献できる技術者になれるよう見識を広めたいと思います.今後とも,ご指導,ご鞭撻のほど,よろしくお願い申し上げます.

平成26年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して
       機械工学科 浅雄 大輔

 このたびは三木康楽賞という名誉ある賞を頂いたことを大変光栄に思っております。
今年度、私は木戸口先生、名田先生の御指導のもと、バイオマス燃料を用いたバーナー燃焼における水導入の影響について研究しました。本来、燃料と水は混合しませんが、界面活性剤を添加し撹拌することにより混合させることができ、この燃料を水エマルジョン化燃料といいます。水エマルジョン化燃料を用いた燃焼ではNOxやPMといった有害排気物の排出量を低減させることができます。しかし、前述のように水エマルジョン化燃料は製造時に界面活性剤を使用することや撹拌のために専用の機器が必要なことによるコストの上昇、燃料と水が分離しやすく長期保存に適さないなどの理由によりあまり普及が進んでいません。そこで本研究では燃料と水を燃焼直前に急速混合し噴霧することのできる内部急速混合型油水噴霧ノズルを開発、使用することにより有害物質排気量を低減しつつ、問題を解決しようとしています。
 今年度、本研究では四人のチームで研究を行ってきました。予定を立て、実験をし、一つ新しい結果が得られると、チームで結果について議論し、新たに多数の疑問が生まれます。そしてまた次に何が必要なのか考え、実験を行う。ひとつひとつ解明していくことにより、未知の現象を探求する面白さとそれに伴う困難、チームで意見しあうことで広い視野で自分の研究を見つめる力、実験結果を論理的に考え解決していく力など、通常の学生生活では得難い貴重な体験を得ることができました。
 最後になりましたが本受賞は私一人の力ではなく熱心に御指導してくださった先生方や、共に勉強し歩んできた友人。また、学費を工面してくれた両親の支えによるものであります。深く感謝しております。私は卒業後は徳島大学大学院へ進学し、引き続きこの研究をしていく予定です。この賞の名に恥じぬように研究や勉学に励んでいきたいです。

平成26年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を受賞して
       機械工学科 飛川 昂啓

 この度は日亜賞を頂き大変光栄に思っています.また,この賞を頂くにあたって,共に切磋琢磨してきた友人や私を支えてくれた家族,丁寧なご指導およびご助言を頂きました長町准教授をはじめとする先生方ならびに同研究室の方々に深く感謝し,この場を借りて御礼申し上げます.
 私は4年進級時にCAE研究室に配属となり,「ロール成形される金属サイディングの成形不良の改善」というテーマで1年間研究に取り組みました.一般住宅などに用いられる外壁材の種類として金属サイディングがあります.金属サイディングは,成形・エンボス加工された金属板に,発泡系樹脂断熱材を裏打ちした外壁材です.金属サイディングには意匠性をよくするために溝が成形されていますが,深い溝成形を施すと,メッキの割れ,板縁部のしわの成形不良が発生するという報告があります.そこで,成形シミュレーションを行うことで,成形不良の原因を明らかにし,その対策を提案することを目指し,研究に取り組んでいました.困難なこともありましたが,この研究を通して,解析を行い,結果の考察や,発表等をし,多くの知識を吸収することができました.自分の力になることが非常に多く,この経験はかけがえのないものだと思います.また,大学では陸上競技部に所属し,短距離種目を専門として,学業と両立しながら取り組んでいました.何事にも目標を高く持ち,部活動では仲間と切磋琢磨し練習に取り組み,学業では学科の友人と協力し合い勉強をしてきました.大学4年間で非常に大切なものを得ることができました.これからも大学での経験を大切にし,活かしていきたいです.
 卒業後は社会人となりますが、大学での様々な知識や経験を活かし,この賞に恥じぬよう、モノづくりを通して社会に貢献できる社会人になるべく,懸命に仕事に取り組みたいと考えています。この度は、本当にありがとうございました。

平成26年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を受賞して
      機械工学科 栂村 誠哉

 この度,日亜賞という素晴らしい賞を頂き大変光栄に思います.また,この賞を頂くことができたのは,私を支えてくれた家族や共に勉学に励んできた友人,機械工学科の先生方のお力添えがあってのことです.この場をお借りして厚くお礼申し上げたいと思います.
 徳島大学で過ごした4年間は,勉学だけではなく,サークル活動やアルバイトなどにも取り組むことで,共に奮起し励ましあえる仲間を作ることができました.大学での勉学は思っていた以上に苦しいことが多々ありましたが、それも仲間たちのサポートがあったからこそ乗り越えられたのだと思います.
 4年生では,以前から期待されている材料の分野に興味を持ち,材料特性の改善や性能の向上の研究をしている材料強度学研究室に所属しました.そして研究室に入り,鋼材の性能の向上に関する研究を行っています.現在,粉体は様々な分野において利用されていますが,粉体を扱う装置内部での粉体の付着・堆積により流路を塞ぐ閉塞現象が問題とされています.その問題を改善するために鋼材に研磨処理を施すことで鋼材表面への粉体の付着を抑制できると考え,研究に励んでいます.実験や考察では困難なこともありましたが,先生方並びに研究室の先輩方の熱心のご指導のもと研究を行うことができました.
 私は来年度から徳島大学大学院に進学します.大学院では4年次に行った鋼材の性能の向上に関する研究を引き続き行う予定です.これまでは周りの人々の力を借りながら研究を行ってきましたが,大学院では自分を主とし実験や結果の考察を徳島大学の学部4年間で身につけた知識・技術を活かし取り組んでいきたいと思います.今後も幾度となく辛いことや苦しいことを経験すると思いますが,今回の受賞を励みに,より一層研究活動に努力する所存です.この度は本当にありがとうございました.

平成26年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 林 建太

 この度は,日亜賞という素晴らしい賞を頂きありがとうございます.学部4年次から配属した安井研究室にて,これまで3年間行ってきたテラヘルツ・スペクトラム・アナライザー (THzスペアナ) に関する研究がこのような形で認められ,大変光栄に思っております.
 THzスペアナは,連続発振THz波の絶対周波数を室温環境下で計測出来る装置であり,近年では大容量無線通信などへの応用が期待されています.私の研究は,従来では不可能であった1台の非制御レーザーを用いてTHz波の絶対周波数計測を行うことと,それにリアルタイム性を付与することにより,汎用性の高い世界にオンリーワンの装置を開発することを目的としております.しかしながら,周波数計測や実験に用いているフェムト秒レーザーに関する講義は学部時代には無く,配属当時はどのような知識を身につければ良いのかもわからないような状態でしたが,安井武史教授から昼夜・休日を問わない熱心な御指導を頂くことで,大きな挫折や不安を感じることなく研究を続けることが出来ました.安井教授には,このような直接的な御指導のみならず,国際学会での発表を初めとして,様々な機会を与えて頂きました.その中で,様々な大学,研究所の方々からも直接的なご指導,助言を頂き,研究を形にすることが出来ました.また,日々の研究を支えて頂いている技術補佐員の隅野様,武市様,安井研の学生の皆様のご協力が無ければ,このような賞を得られるような業績は残せませんでした.この場をお借りして厚く御礼申し上げます.
 今後は企業に就職し,社会人として働いていきますが,安井研究室で培った様々な知識や経験,発想を活かして日々精進し,技術者とし成長していきたいと考えております.この度は本当にありがとうございました.

平成26年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
       機械工学科 阪口 昌寛

 この度は,徳島大学工業会賞という名誉ある賞を頂くことができ,大変光栄に思っています.大学4年間で自分がしてきたことに対して,このような形で評価して頂くことができたことを大変うれしく思います.また,この賞を頂くにあたって,私を支えてくれた家族や共に勉学に励み切磋琢磨してきた友人,丁寧なご指導を承りました流体機械研究室の指導教員である重光亨准教授をはじめとする機械工学科の先生方並びに流体機械研究室の先輩方や仲間たちにこの場をお借りして厚くお礼申し上げたいと思います.
 4年次には、私は流体機械研究室に配属されました。授業中心であったそれまでの3年間とは環境が一変し、自分自身で研究を行い,新しい能力を身につける良い機会となりました。私は「小型遠心ポンプに関する研究」を行いました.この研究は,対象としているポンプが小型であるためターボ機械従来の規格や理論がそのまま適用できない場合や,未解明な点が多く,とてもやりがいのあるものでした.研究を進めていくうえで,わからないことや行き詰まることがあった時には,その都度先生方や先輩方から温かいご指導をいただくことができ,最後まで諦めることなく困難を乗り越えることできました.流体機械研究室で学んだこの1年間は,自分の未熟さや自分に足りないものを知る良い機会であり,また,研究に関する知識をはじめ,様々なことを学ぶことができた貴重な時間だったと感じます.
 4月から私は徳島大学の大学院に進学します.大学院では,今まで以上に自分で考え行動し,研究を進める必要があるため,困難にぶつかることもこれまで以上に多くなると思いますが,学部4年間で身につけた知識・技術を活かし、向上心を持ってより一層努力し,研究に取り組んでいきたいと思います.この度は,本当にありがとうございました.

平成26年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
       機械工学科 三澤 勉

 このたびは、徳島大学工業会賞を受賞させていただき驚くとともに大変嬉しく思っています。まさかこのような賞をいただけるとは思っておらず、受賞を知ったときは驚きました。大学に入学してから学業とアルバイトを両立し努力してきた結果が徳島大学工業会賞という形で評価されたことを大変嬉しく思っています。
 この4年間はあっという間に過ぎたように思います。勉強やサークル、アルバイトなどのさまざまなことを通して多くの友達や先輩方と出会い、とても充実した大学生活を送ることが出来たように思います。学業では、毎回の出席はもちろん予習、復習をするように心掛けていました。レポート等でわからないところがあれば、友達と一緒に勉強していました。また、試験前になると夜遅くまで勉強していたことやよく授業終わりに遊びに行ったことも良い思い出となっています。サークル活動を通じてたくさんの友達や先輩と出会い貴重な楽しい経験が出来ました。1年の秋頃から始めたアルバイトでは人間関係にも恵まれ、大学を卒業するまで続けることが出来ました。そして、アルバイトを通じて大学では学べないことをたくさん教えていただきました。お金を稼ぐ大変さだけでなく、自分の仕事を責任もって成し遂げることなどのことを学びました。また、先輩方の貴重な経験の話など聞きとても良い社会勉強になったと思っています。
 最後になりましたが、大学生活4年間で多くの人と出会い、これまでお世話になってきた方々、共に学び支えあった友人たち、この徳島で不自由のない生活環境を与えてくれた両親にこの場を借りて熱く御礼申し上げます。来年度より社会人として新たにスタートを切りますが、この徳島で培った経験を生かして今後、仕事をしていく上で継続を信条として従事していきます。

平成26年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
       機械創造システム工学コース 森本和樹

 この度は徳島大学工業会賞という名誉ある賞を頂き誠にありがとうございます.徳島大学で学んだ成果がこのような形で評価され大変嬉しく思います.この賞を受賞したのは私個人の力ではなく,研究においてお世話になった岡田達也教授をはじめ植木智之技術職員,共同研究者の皆様,材料科学研究室の方々や友人たち,また今まで支えてくれた両親に心から感謝の意を表します.
 私の大学院での研究テーマは「フェムト秒レーザ照射によるNi/SiC界面の拡散促進」です.SiCはSiに代わる次世代パワー半導体デバイス材料として注目を集めていますが,SiC上へ電極を形成する際1000℃程度の高温でアニールする必要があり,このことがSiCの普及を妨げる要因となっています.従来用いられているアニール温度を低温化するには,Ni/SiC界面における原子拡散を活性化させる必要があります.私はこれをNi/SiC界面へフェムト秒レーザを照射し,高密度の格子欠陥を界面付近に導入することにより実現しようと試みてきました.これまで原子の拡散の様相を透過電子顕微鏡による直接的な観察やラマン分光法により捉える実験を行い,研究の成果を学会で複数回発表することができました.
 私は研究室に配属されるまで人前での発表をあまり経験したことがなく,発表の仕方や資料のまとめ方に戸惑うことも多くありましたが,回数を重ねるにつれ余裕を持って発表に臨めるようになったと感じます.また,学会への参加は私にとって非常に有意義な経験となりました.発表や質疑応答を通して,聞き手に自身の研究内容を理解してもらうこと,自分の考えを端的に相手に伝えることの難しさや大切さを学びました.
 私は今春から就職して社会人の一員として歩んでいきますが,徳島大学で学んだこと,経験したことを糧に技術者として社会に貢献できるよう努力していきたいと思います.

平成26年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工学部教育研究助成奨学賞を受賞して
       機械工学科 小川 貴之

 この度は、徳島大学工学部教育研究助成奨学賞をいただき、ありがとうございます。4年間の学生生活をこのような形で評価していただき、心から嬉しく思います。これもひとえに、熱心にご指導下さった機械工学科の先生方をはじめ、勉学を共にした仲間や先輩方、多くの方の支えがあってこそです。本当にありがとうございました。
 今回の受賞にあたり、学生生活を振り返ってみると、多くの方々との出会いと様々な経験が自身の財産になっていると思います。大学での勉強は、専門的な内容ばかりで難しく戸惑いもありましたが、日々の積み重ねを怠らないように心がけました。そのことが今回の受賞につながったのだと思います。4年次はレーザーに興味を持ち、安井研究室に所属しました。安井研究室ではTHz波(周波数0.1~10THz)を用いた計測技術及び装置開発と、生体コラーゲン顕微鏡に関する研究を行っています。私は「THzデジタル・ホログラフィの開発」というテーマで研究を行いました。この研究は、3次元情報を記録・再生できるデジタル・ホログラフィという技術とTHz波を組み合わせることで、これまでにない新たな特徴を持つ計測技術の開発を目的とします。専門知識が全くない状態からのスタートだったので、わからないことばかりでしたが、安井先生や研究室メンバーに支えられながら研究を進めることができました。実験では、思うような結果が得られないこともありましたが、宇都宮大学の山本先生に助言をいただきながら、乗り切ることができました。
 来年度は大学院に進学します。この4年間で培った様々な知識と経験を活かし、自身の研究に取り組みたいと思います。今回の受賞を励みに,より一層努力していこうと思います。この度は本当にありがとうございました。

平成26年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学科奨励賞を受賞して
       機械工学科 鉄野 翔太

 この度は機械工学科奨励賞という名誉ある賞を頂き,誠に光栄に思っております.機械工学科の諸先生方,現在所属している光応用計測研究室にてご指導頂いている岩田哲郎教授,水谷康弘講師をはじめ先輩方には厚くお礼申し上げます.また,ともに勉学・研究に励んだ同期の皆様,そして両親には深く感謝しております.本当にありがとうございました.
 私が現在所属している光応用計測研究室では,レーザやLEDを利用した光応用計測について研究を行っており,私は計算機ゴーストイメージングの高解像度化について研究を行っています.ゴーストイメージングは,時空間的にランダムな光強度分布をもつ2次元パターンと,サンプルを透過し点検出器で検出した光強度との相関演算を行うことにより,サンプルの2次元像を再構成する技術です.照射する光が微弱であってもノイズが小さくボケの少ない画像を取得できることから,工業分野や細胞生物学分野において注目されています.私の研究はゴーストイメージングを高解像度化し,数十ナノメートルオーダーの分解能での観察を可能にすることを目標としています.研究室に配属された当初は,光に対する知識など全くと言って良いほどなく苦労したこともありましたが,先生や先輩方のご指導のおかげで,知識を増やしながら研究に取り組めています.しかし,研究を行っていく上で,実験計画を立てることの重要性,研究結果から考察し解決させる力がまだまだ必要であると痛感しています.
 来年度から大学院に進学し,引き続き同研究室で研究を続けていきます.今回の受賞に恥じることのないよう,これまで積み重ねてきた知識と経験を活かし,自身の研究が将来社会の役に立つように,日々精進したいと考えております.
 最後になりましたが,この度は誠にありがとうございました.

平成26年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して
       機械工学科 中村 隼一

 この度は、機械工学奨励賞を頂きとても光栄に思っています。ご指導を賜りましたエネルギー変換工学研究室の長谷崎和洋教授をはじめ、機械工学科の先生方には感謝の意を表すとともに深く御礼を申し上げます。また、所属する研究室の同級生や先輩方からも、多くの励ましやご協力を頂きました。
 私は、4年に進級すると同時にエネルギー変換工学研究室へ配属となり、卒業研究のテーマを「粉末冶金法によるn型ZnSbの試作」として、一年間研究に取り組みました。現在、中低温の廃熱回収システムはエネルギー変換効率が低く実用化されているものは少ない状況です。つまり、「もったいない」のが現状です。身近なところで言えば温泉や火力発電所からは、温排水が大量に発生します。小規模なところでは、乗用車用エンジンの排気管から温暖化効果ガスと中低温の廃熱が同時に発生します。これらの廃熱を回収するため、熱電発電システムに注目しました。熱電発電システムとは、熱から直接電気を取り出すp型・n型の対を形成した固体素子発電システムのことです。熱電発電システムにより、廃棄されているエネルギーや低質の熱エネルギーを電気エネルギーに変換する事が可能です。システムの主要構成要素の熱電変換材料において、Zn-Sb系熱電変換材料は中低温の150~450[℃]で高い熱電変換性能を示すp型材料であることが知られています。しかし、p型に対してn型の作製が困難であるため、実用化に至っていないのが現状です。実際に研究テーマに取り組むと、壁に当たり自分の未熟さを痛感する場面が多々ありました。しかし、問題の解決方法を模索するというプロセスが、自分自身の成長に繋がるのだと分かりました。卒業研究は、勉強面以外でも自分を見直すきっかけとなりました。
 私は来年度から大学院に進学しますが、この賞を頂いたことに満足せず、勉学に励み精進していく所存です。

平成26年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

受賞の喜びと今後の抱負
       機械創造システム工学コース 澁谷 九輝

 この度は,機械工学科奨励賞の評価を頂きありがとうございます.学部4年次から所属した岩田・水谷研究室にて,これまで行ってきた点検出型イメージング法に関する研究がこのような形で認められ,大変光栄に思っております.
 点検出イメージング法は,カメラのような二次元検出器を用いることなく,光センサを用いて物体のイメージングを行う手法であり,その高感度特性や測定環境の影響を受けにくいといった点から光計測分野において注目されています.私の研究は,点検出型イメージング法の光計測への応用であり,これまでにない高感度なイメージング手法の開発を目的としています.光計測に関する専門的な分野の講義は学部時代には無く,配属当時はどのような知識を身につければ良いのかもわからないような状態でしたが,岩田哲郎教授および水谷康弘講師からの昼夜・休日を問わない熱心な御指導を頂くことで,大きな挫折や不安を感じることなく研究を続けることが出来ました.岩田・水谷両先生には,日々の研究だけでなく,国内外の学会発表を初めとして,研究者としてのあり方を学ばせていただきました.また,徳島大学工学部竹内敏己教授および佐藤克也講師からは,研究のご支援を頂きました.日々の研究を支えて頂いている岩田教授,水谷講師,研究室の学生の皆様のご協力が無ければ,このような賞を得られるような業績は残せませんでした.この場をお借りして厚く御礼申し上げます.
 来年度から博士後期過程に進学し,引き続き点検出型イメージング法に関する研究を中心に取り組みます.今回の受賞を励みにして,よりいっそう研究活動に精進して参りたいと考えております.最後に改めて,岩田哲郎教授ならびに水谷康弘講師をはじめ工学部の先生方、研究室の諸先輩方、友人に御礼申し上げ,工学部の益々の発展をお祈り申し上げます.