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平成19年度機械工学科
各賞受賞者一覧

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平成19年度 日本機械学会三浦賞受賞者からのメッセージ

日本機械学会三浦賞を受賞して
      機械創造システム工学コース2年 安田  武司

 この度、栄えある日本機械学会三浦賞を頂き、大変感激いたしております。思いもよらない受賞に当初は戸惑いを覚えましたが、まだまだ頼り無い私への激励メッセージでもあるなと思っております。私がこのような賞を頂けたのは材料力学研究室指導教員である吉田憲一教授、西野秀郎准教授、また、機械工学科の先生方や研究室メンバーのおかげであり、思い起こせばいかに多くの方々から直接的または間接的なご指導、ご協力があったかと痛感いたしております。皆様にこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
 私の徳島大学における生活は、阿南工業高等専門学校の卒業を経て学部3年次編入学からのスタートでした。編入学当時では、大学に馴染めず不安を感じることもありましたが、レポート作成や試験勉強などを通じて友人達と議論を重ねる度にだんだんと慣れていくことができ、自分のリズムを作ることができたように思います。研究室へ配属された後では、良い先輩、同期達に恵まれ、「AE波形解析を用いた形状記憶合金におけるマルテンサイト変態の動的挙動解明に関する研究」を進めるなかで多くの知識を蓄積することが出来ました。また博士前期過程では、吉田教授に幾度かの学会発表の機会を設けていただき、大変貴重な経験を積むことが出来ました。特に海外での国際学会発表では自分の無能力さを思い知らされたと共に、研究のみならず人生の視野が大きく広がりました。
 修了後にはさらに博士後期過程へ進学し、現在の研究テーマの更なる発展的な応用について追求したいと思っております。また、海外での研究活動にも挑戦してみたいと考えております。研究者として半人前にも満たない状態ですが、この賞の名に恥じないようこれからも日々努力することをここに誓いますと共に、喜びの言葉とさせていただきます。

平成19年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

日本機械学会畠山賞受賞にあたって
                             機械工学科4年 奥田将人

 この度、日本機械学会畠山賞を頂き大変光栄に思っています。まさか私がこのような名誉ある賞をいただけるとは思っていなかったので、正直驚いています。今まで4年間学んだ結果がこの賞に結びつき嬉しく思います。受賞できたのは私一人の力だけではなく、指導教員である福富純一郎教授、重光亨助教ならびに諸先生方、先輩方のおかげだと思っています。さらに、共に学んだ友人達や親族にも大変感謝しています。
 4年に進級し私は流体関係の分野に興味があったので、流体機械研究室を希望し、現在は「一枚羽根遠心ポンプの性能特性とラジアルスラスト」について研究しています。一枚羽根遠心ポンプは、汚水用として使用されており汚水を流すには効率よりも通過性が良いことが求められます。そのため、羽根は出来るだけ少なく一枚ということになっています。それにより、形状が非対称になることと圧力の周方向不均一により大きなラジアルスラストが発生し、ポンプ軸に振動を発生させ、その寿命を低下させます。それを設計段階で見積もることが出来るように、実験や解析を行っています。初めはわからないことだらけでしたが、実験等を行っていくにつれて理解できるようになりました。実験には失敗が付き物で何度も失敗しました。予期せぬ問題も多々発生し、挫けそうになりましたがやりきることができました。しかし、この経験によって今まで3年間で学んだことよりも知識が深まったと思います。
 私は、卒業後に就職することが決まっています。そこには今までより厳しい現実が待っていると思います。その中でも、大学で頑張ったように、今までの知識の上に新たな知識を吸収し、その会社になくてはならない存在になれるように努力し、立派な社会人になりたいと思います。

平成19年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

畠山賞の受賞にあたって
              機械工学科4年  田中 康浩

 この度は、「日本機械学会畠山賞」を頂いたことに大変感銘を受けております。本当に私がこのような栄えある賞を頂けるということに未だ実感が湧きません。私がこのような賞を頂けるのは、材料力学研究室でお世話になっている西野秀郎准教授、吉田憲一教授、また機械工学科の先生方や研究室のメンバーのみなさんのおかげであると痛感しております。
 思い起こせば、大学に入学したての頃は右も左も分かりませんでした。しかし、今日までの4年間の中で友人やサークルの仲間との信頼関係を築くことによって、非常に有意義な学生生活を送ることができたように思います。サークルで汗を流していたおかげで息が詰まる思いをすることも無く、真剣に講義を受け、事前の予習・復習を集中して行うことができたと感じています。4年生になってからは、かねてから希望していた材料力学研究室に所属することができ、立派な先輩たちや同期に廻り合うこともできました。また、先生方や先輩の助言もあり「励起用センサーを2つ利用した高効率ガイド波励起法に関する基礎的研究」を進めるうちに実験に対するやりがいや責任感を持つようになり、多大な知識を得ることもできたように感じています。
 今後は、徳島大学大学院博士前期過程へ進学する予定でありますが、大学院へ進学してからは実験や研究を受動的にやるのではなく、自ら向上心を持って能動的に行っていきたいと思います。
また、今後は、TOEICの勉強に力をいれていきたいと思います。現在、社会は国際化の傾向が強く、英語のできる人材が必要とされています。私は4年生の時に1度受けてみましたが、結果はあまりよろしくありませんでした。しかし、今回の受賞によって何事も努力すれば必ず結果がついてくるということを学んだ気がします。よってこれからは、英語を毛嫌いせず積極的に取り組んでいきたいと思います。

平成19年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して
                機械創造システム工学コース 2年  河原 啓之

 この度は三木康楽賞という栄誉ある賞を賜ることができ大変光栄に思っています。私の2年間の研究成果をこのような形で評価して頂き、喜びで胸がいっぱいです。
 私の大学院での研究テーマは、「4H-SiC単結晶表面に形成したフェムト秒レーザ誘起微細構造に関する研究」です。その内容は、シリコンカーバイド(SiC)という半導体材料にフェムト秒レーザを照射し、表面にナノサイズの周期構造物を形成させ、その物性(結晶状態や化学組成)変化を透過型電子顕微鏡や顕微ラマン分光装置を用いて解析するというものです。レーザ照射により引き起こされる物性変化は非常に複雑で、一つ新しい結果が得られると、新たに多数の疑問が生まれます。私はそれらをひとつひとつ解明していくことにより、未知の現象を探求する面白さとそれに伴う困難、広い視野で自分の研究を見つめる力、実験結果を論理的に考え解決していく力など、通常の学生生活では得難いものを得ることができました。
 また、多数の学会への参加は私にとって非常に有意義な経験となりました。「どのようにすれば聞き手に分かりやすく要点を伝えられるか」ということを常に念頭において学会発表に取り組むことで、文章作成力やプレゼンテーション技術を磨くことができました。国際会議では、言いたいことをうまく英語で表現することができず悔しい思いもしました。
 今春から私は就職して社会の一員として歩んでいきますが,これまでの学生生活で学び・経験したことを糧に技術者として社会に貢献できるよう努力していこうと思います。
 最後になりましたが、私がこのような賞を受賞できたのもご指導して下さった岡田達也先生をはじめ、共同研究者の方々や材料科学研究室で出会った皆様方の支えがあったからだと思います。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

平成19年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して
              機械工学科4年  田浦 良太

 この度は「三木康楽賞」という名誉ある賞を頂いたことを大変光栄に思っております.努力がこのような形で評価され嬉しく思います.私は神戸市立工業高等専門学校から編入し,2年間をこの徳島大学工学部の機械工学科生として過ごしてきました.編入時は,ただいろいろ学びたいという一心で専門科目を勉強してきました.講義は常に前列で受講し,空いている時間は図書室で勉強するという日々でした.しかし,私1人ではこの賞を受賞することはできなかったと思います.わからないところを互いに教え合える友人がおり,彼らと共に頑張ることができ,そして負けたくない友人でもあったから,互いに切磋琢磨して学業に励むことができたのだと思います.また,講義やOffice hourなど先生方の丁寧なご指導のおかげで,高専では学べなかったことを多く学ぶことができました.これらの周りの人々とのコミュニケーションと様々な経験を積み重ねることによって,今の自分があると感じています.
 4年生では,精密加工研究室に所属し,升田雅博准教授,溝渕啓助教および徳島県立工業技術センターの小川仁主任研究員にご指導して頂いています.私はヘリカル加工によるガラス基板への穴あけ加工について研究しています.ヘリカル加工とは,主軸を回転させながら螺旋状に工具を送る加工法です.ガラス基板は硬脆材料であるため通し穴加工時に欠けが生じます.その欠けを抑える加工法の開発を目的に研究を進めています.
 今後は,徳島大学で身に付けた知識を活かし,向上心,探求心を持って,さらに多くの事を学んで,自分を成長させていきたいと思います.そして,いつか社会に貢献できるエンジニアになりたいと考えています.
 最後になりましたが、ご指導,ご鞭撻を頂いた先生方、研究室の学生および共に学んだ編入生に厚く御礼申し上げます。

平成19年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して
                      機械工学科4年 松本拓也

 「三木康楽賞」という大変名誉ある賞を頂き、大変光栄に存じます。4年間の学部生活を通して、機械工学に関する多くの知識を吸収することができました。今回の受賞も機械工学科の先生方の非常に熱心なご指導のおかげであり、深く感謝しております。中には苦手な科目もありましたが、丁寧なご指導により投げ出さず励むことができました。また、試験前には、友達と一緒に理解できるまで議論したことが思い出されます。機械工学科において親しい友人に恵まれたことにあわせて感謝致します。
 4年生に進級後は熱工学研究室に所属し、二酸化炭素安定地下貯留のための多孔質ガストラップのミクロスケール計測を行いました。二酸化炭素は地球温暖化の原因になり、これを防止する方法として地下貯留が考えられています。私の研究では、地下に存在する岩石多孔質内部に界面張力によりガスをトラップさせ、この様子をX線CTで計測することによりトラップメカニズムを解明しました。研究を始めた頃は、何から行えばいいのか分からず戸惑う日々でした。しかし、先生にご指導を頂くにつれて、研究内容を徐々に理解し、自分で考え実験を遂行する力をつけることができました。私は、今まで自主的に取り組むことが苦手でした。しかし、研究を通してこの苦手意識を取り除くことができ、大きく成長することができました。
 卒業後は徳島大学大学院へ進学し、末包哲也教授の指導のもとで引き続き二酸化炭素の地下でのトラップメカニズムの解明を推進する予定です。卒業研究で得られた研究成果を学会で発表したいと考えています。また、英語力やプレゼンテーション能力を伸ばすとともに、研究分野以外の専門知識についても深めていきたいと思います。そして、大学院を卒業する頃には社会で活躍できる技術者になれるように自分自身を磨き精進していきたいと思います。

平成19年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

「日亜賞」を受賞して
       機械創造システム工学コース 秋山 裕介

 この度は、「日亜賞」というすばらしい賞をいただき、大変うれしく思っております。私は「振動時の自動車モデル周りの流れの特性」というテーマで自動車に関して学部時代の1年間、大学院時代の2年間研究を行ってきました。私にとって自動車は、在学中に最も熱中してきたものの1つであるとともに、非常に重要な工業製品のひとつだと考えています。その自動車の性能向上の研究を行うことは私にとって非常に喜ばしい限りであるとともに、より多くの人々に安全で快適な自動車を提供したいという思いで研究を進めてきました。私はこの研究を通して、何か物事に取り組む際、失敗したときのことを考えるのではなくまず挑戦してみるのが大切だと考えるようになりました。それと同時に失敗から学んだことを次に活かすことで、この失敗を意味のあるものへ変えることが出来るとも考えるようになりました。そして困難な問題に直面したときには、「いつか、誰かがやってくれる」という考えではなく「いつかは今であり、誰かは自分である」と言う考えのもと困難な問題にもチャレンジするという通常の学生生活では得難いものを得ることができました。また本研究は、企業との共同研究だったので企業の方々の話を拝聴する場も多かったことは私にとって非常に幸運でした。研究室に配属されるまで成績だけを気にして勉学に取り組んできた私にとって,企業の方々の話はよい刺激になりこの3年間本当の意味でよい勉強になったと感じています。この3年間の研究、体験を通して得られたことを貴重な財産とし、今後更なる自己成長を目指しながら社会人として活躍していきたいと思います。最後になりましたが、この場をお借りして、ご指導いただいた先生方および研究室の皆様に厚く御礼申し上げます。

平成19年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を頂いて
                             機械工学科4年 名定 亮一

 この度は日亜賞という名誉ある賞を頂き、大変光栄に思っています。入学当時には私がこのような賞をいただけるとは思っていませんでした。共に学んだり遊んだりした友人達、講義や研究のことでわからないところを丁寧に御指導くださった先生方や先輩方、さらには今まで育ててくれた両親のおかげで、この賞をいただけたと思っています。この4年間お世話になった全ての人に感謝したいと思っています。
 4年になり、私は「圧力式乳化機の内部流れと乳化作用の研究」という研究を行っております.乳化技術は工業の広い分野にわたって利用されており,特に食品製造の分野では,家庭の料理から大規模な食品製造工程まで巧みに組み込まれています.この乳化を行う装置である乳化機には圧力式乳化機・回転式乳化機・超音波式乳化機など多くの方式が存在し,それら方式は用途により使い分けられていますが,その中でも食品業界において最も安定して使用されているものが圧力式乳化機です.この圧力式乳化機とは,処理液を一定圧力に昇圧する高圧プランジャーポンプと狭い流路をもったディスク部から成り,流体分子間にせん断・激突・キャビテーション等の相互作用を発生させることにより,均質的な乳化状態を作出し,液分離を防ぐための装置です.しかし,このディスク部内の流れは理論的に固まっておらず,テスト機と実機とのスケールアップは経験則に依存しているというのが現状です.よって,流路形状や圧力などの乳化に影響する要因や乳化部内の流動状態を理論的に把握するとともに,流動の観点から乳化をある程度推定できる理論を見出し,乳化部形状の最適化することが重要となります.ですから、今後大学院へ進学してもこの研究を行い、今回受賞したことに恥じぬためにもこれからはいっそうの努力をし、精進していきたいと思います。

平成19年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞の受賞について
         機械創造システム工学コース 松平隼人

 今回、本賞を頂いたことは大変光栄に思います。私は大学院からこの大学に入り、円管内助走部の撹乱による乱流塊の特性に関する研究を開始しました。1年目は実験装置の作成にかかりきりであまり実験が行えず、予備実験的なものばかりでした。2年目は1年目の反省を活かし、新たに実験装置を製作すると共に多くの実験を行いました。実験は結果として約6割が失敗となりましたが、その度にどこが悪かったのかを考え、改善していくとともに諦めることなく数を重ねることで成功数を増やしました。これより問題が起こったときの対処法を学ぶことができました。その過程で度々学会に参加しましたが研究内容に関してあまり理解が進んでない部分もあり質問をされても上手く答えられないこともありました。その度、自分のわかっていないことがわかり、自分の研究に対して深く考えられるようになったと思います。ある程度学会での発表を経験したこともあり、プレゼンテーションなどにもなれてきましたがまだまだだと思います。研究論文においてはある程度計画を立てて書き始め、表記する内容に気をつけたつもりでしたが、読み手には伝わりきらない説明不足の部分が多々ありました。研究論文の作成や実験スケジュールを通して、物事を計画だて進めることや自分が理解していることを人に伝えると言うことの重要性を学びました。研究活動を通して得たことや先生方、先輩・後輩からいただいたコメントやアドバイスを無駄にせず活かしていく所存です。社会人となってからも、この研究生活を通して得た経験を基にして、スケジュールを立て目的を持って取り組んでいきたいと思います。本研究を進めるにあたりお世話になった先生方、先輩・後輩にはこの場を借りて感謝の意を申し上げます。

平成19年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
              機械工学科4年 中尾 誠志

 この度は徳島大学工業会賞を受賞させていただき大変嬉しく思います.今考えると,この4年間はあっという間だったように思います.この4年間の大学生活を振り返ると,3年までは講義を中心とした勉強で,力学を中心として様々なことを学びました.講義には積極的に取り組んできましたが,その中にはこんなこと本当に役に立つのだろうか?と疑問に思うような内容もあったように思います.4年になった今年度は研究室配属があり,私は希望していた動力工学研究室に配属となりました.研究室での1年間は昨年までの生活から一転し,実験を中心とした研究活動で忙しい毎日になりましたが,先生方や諸先輩にも恵まれ,この1年が4年間の中で一番充実し,得るものも大きかったように思います.また研究を進めていく上で様々な知識が必要とされ,今まで講義で学んできたことに無駄なことはなく,役に立つことばかりだと実感するようになりました.私が現在取り組んでいる研究内容は等容型の燃焼が可能であるZクランク機関に天然ガスを噴流火花点火方式で燃焼させる研究です.天然ガスは排気ガスがクリーンでCO2の排出量も少ないことから石油の代替燃料として注目されています.しかし希薄燃焼を行うと燃焼が不安定になるため,その改善が求められています.研究に関して最初のうちはわからないことも多く,先輩に教えてもらうことばかりでしたが,慣れていくうちに自分で考えて行動することができるようになり,意見も言えるようになってきました.卒業後私は大学院に進学し,大学院でも積極的に学業に取り組み,さらに知識を深めたいと思います.最後にお世話になった先生方や諸先輩,そして支援してくれた両親に心から感謝したいと思います.ありがとうございました.

平成19年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
            機械工学科夜間主4年 中野 直信

 この度は徳島大学工業会賞を賜り、本当にありがとうございます。大学に入学し勉学に励んだ結果が、このような栄誉ある賞を受賞するといった評価に結びつき大変嬉しく、光栄に思います。
 この4年間は勉学、アルバイト、遊びと様々なことを通じて多くの仲間と出会い、貴重な経験ができ、とても充実した学校生活を送ることが出来ました。夜間主コースは卒業までに修得できる単位がぎりぎりであるという状況であったため、授業を欠席しないように心がけ、また昼間の授業も受講しました。正直、勉学とアルバイトの両立が辛い時期もありましたが、お互いに助け合うことが出来る友人がいたからこそ、その辛い時期を乗り越え、この4年間を頑張れたのだと思います。4年次の課題研究では制御工学研究室に所属し、モデル駆動開発を用いた飛行船の制御系設計を行いました。モデル駆動開発というのは開発するシステムを、要求定義→分析→設計→実装といった開発工程に応じたモデル(図面)を構築し、そのモデルを活用してシステムの開発を進めていく開発手法です。その開発手法を用いて、飛行船の自律飛行システムをモデル化し、システムを設計しました。この研究の評価として、昨年10月に未来館で行われたMDDロボットチャレンジ2007に和歌山大学、㈱アーツテックラボと共に、チームWESTを構成し参加しました。そして競技の結果は、総合優勝という見事な成績を残すことができました。私は来年度、大学院に進学しますが、この賞の名に恥じぬよう、これからの2年間研究のみならず自分自身も今まで以上に磨き精進していきたいと思います。
 最後になりましたが、このような賞をいただけたのは決して自分だけの力ではなく、ご指導して下さった三輪昌史先生をはじめ、多くの方々の支えがあったからだと思っております。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

平成19年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

教育研究助成奨励賞受賞にあたって
             機械創造システム工学コース2年  安信 友裕

 私はこの度徳島大学工学部教育研究助成奨励賞の受賞を大変光栄に思っています.私は高校生の時から流体力学に興味を持っており,この徳島大学に入学しました.学部生の時には材料力学や機械力学,熱力学など工学部の学生として様々な科目を受講し,将来社会に大きく貢献できる技術屋になれるよう勉学に励んでまいりました.その中でも特に流体力学には力を入れており,大学4年生の時には流体力学研究室に籍をおき,流体の流れの現象や特性などについて,より専門的な基礎知識と技術を身につけられるよう努力しました.そして大学院に進学して流体機械研究室に籍を移し,4年生の時に身につけた流体に関する基礎知識などを活かして,現在多くのシーンで使用さている遠心送風機についての研究に励みました.特に私の研究していた遠心送風機は二重反転羽根車を有する遠心送風機であり,こういった研究は全国でも他に類のない研究です.そういった研究に2年間取り組んでまいりましたが,新規性に富んでいる分困難も非常に多く,結果も思うようにいかず悩むことも多々ありましたが,そういった困難を乗り越えて結果を出し日本機械学会の講演会等に出席し研究発表をして,他大学のみなさんから良い評価を受けたときの喜びはひとしおでした.このように,将来社会に大きく貢献できる技術屋になることを目標に勉学や研究に没頭し努力してきた結果として教育研究助成奨励賞を受賞できたことで,自分にとって自信となり,この賞の受賞者としての自覚を持ち社会で活躍していこうと思います.
 最後になりましたが,この賞を受賞できたのは決して自分一人の力ではなく,担当教官の方々からの多くのご指導と,研究室で出会ったすばらしい先輩方や同期のメンバーに恵まれたことが受賞の大きな一因ですので,この場を借りてお礼申し上げます.

平成19年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞について
             機械工学科4年  島村 典尚

 この度は徳島大学工学部教育研究助成奨学賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。大学生活4年間の終わりにこのような賞を受賞できたことは、今まで自分がして来た事が認められたようでとても嬉しく感じます。この4年間は大学の勉強、創成学習開発センターでのプロジェクト活動、卒業研究など徳島大学に入学する前では考えられなかったことを数多く体験させていただきました。中でも、創成学習開発センターのプロジェクト活動では、徳島大学で無ければ体験することの出来なかった事を体験させていただきました。私が関わったプロジェクトは、日本古来の製鉄方法であるたたら製鉄を行い、徳島の刀匠杉山俊雄さんの所で自分たちの作った鉄を使って小刀を作るというものでした。大学の先生方や技官の方に手伝っていただきながら、炉の製作から小刀作りまでを自分達で行いました。また、その活動の一環として、大学生だから出来る検証やまとめ、教材化などを行い、その内容の発表するため、和歌山大学や学会に行く事もありました。
 現在私は制御工学研究室に所属し、電圧を印加することで屈曲動作を起こすソフトアクチュエータであるイオン導電性高分子・貴金属接合体(IPMC)を駆動部として用いたロボットの駆動及びロボットに内蔵した駆動回路への外部磁場によるエネルギ供給の研究を卒業研究として行っています。これは医療分野・産業分野での利用が期待されているマイクロロボットに必要とされる、“作業を行う箇所まで移動する能力”と“無線でのエネルギ供給方法”を検証する研究です。私は大学卒業後、徳島大学の大学院に行きますが、この研究をさらに発展させて行きたいと考えています。そして、大学院でも大学生活4年間で行ったこと以上のことをして大学院生活を充実したものにしたいと思います。

平成19年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

「機械工学奨励賞を受賞して」
                       知的力学システム工学専攻 武山 裕一

 この度は,機械工学奨励賞を頂き大変嬉しく,これまでの研究がこのような形で認められ大変光栄に思います.私は流体機械研究に所属し,3年間「クロスフロー風車の高出力化に関する研究」といった題で研究を行ってきました.現在,石油価格の高騰などエネルギーに関する問題が多発する中で,自然エネルギーに対する期待は強く,やりがいのある研究内容でした.初めて今の研究に取り組んだ頃は,実験手順や難しい数値解析に戸惑いながらも先生方と諸先輩方の親切なご指導の下,研究内容について知識を深めました.大学院では後輩を指導する立場となり,後輩と共に多くの失敗を重ねながら実験や解析方法の改善を行ってきました.こうした失敗を重ねる度に,失敗から「モノづくり」に対して完璧を目指す姿勢を学べました.今思えば,学部時に先輩からもらった「楽を追えば楽が逃げる」といった言葉が身に染みた2年間でした.研究室では,お互い刺激しながら研究について助け合える同級生や後輩に恵まれ,楽しく充実した学生生活を送ることができました.また,このような名誉ある賞の受賞に繋がったのも研究室の多くの仲間を始め,私たち研究生の創造性,自主性を尊重し,学会発表など多くの機会を与えてくださった先生方の支えによるものだと思います.
 徳島大学での6年間は,私にとって多くの友人に恵まれ人間として成長できる期間でした.大学6年間の数々の思い出を胸に,社会人となった後も徳島大学の卒業生として誇りを持ち仕事に励む次第です.最後になりましたが,
 大学6年間の大学生活を支えてもらった両親や友人を始め,研究室でお世話になりました福富純一郎教授,重光亨助教ならびに研究室の諸先輩と友人達にこの場を借りて感謝の意を表したいと思います.

平成19年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞受賞にあたって
               機械工学科4年 西田 拓晃

 この度は機械工学奨励賞を頂き、非常に光栄に思います。この賞を頂けたのは、陰で支えてくれた両親、懇切丁寧に教えて下さった先生や先輩、そして何より周りの友人達のおかげです。心から感謝いたしています。
 私は、長期の休暇には必ず旅にでました。一人旅もあれば友人との旅もありました。一人旅は自分を見つめるよい機会です。しかし、未だ解は出ていません。友人との旅では、欠点でなく良い面を見ようとする自分を発見するとともに、友情の深まりを感じました。旅行好きが高じて留学もしました。語学力の向上という目的もありましたが、全く知らない環境に飛び込んでみたかったからです。初めは言葉の壁で戸惑いましたが、毎日のようにサッカーに興じる中でいつの間にか打ち解けることができました。レンタカーが故障し、当初立ち寄る予定のなかったところで世話になったこともあります。レンタカー会社と片言の英語で喧嘩したことを覚えていますが、それ以上に助けて頂いた地元の方々の温かさを今でも鮮明に思い出します。気持ちが大切なこと、日本が海外でどのように見られているかを肌で感じられたことなど多くの体験ができました。そして、向こうで知り合った仲間は今では大きな財産になっています。
 今後は徳島を離れ、他の大学院に進学します。専門的な知識はもちろんのこと、偏ることのない知識、教養を身につけ、さらに今まで実験が主であったので、解析にも力を入れて取り組もうと考えています。徳島大学で学べたこと、そして何より4年間で新しくできたつながりに誇りを持ち、新しい環境の中で自分を磨いていきます。

平成19年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して
                 機械工学科4年 井川 英和

 この度は機械工学奨励賞を受賞させていただき、大変光栄に思っております。大学では中学や高校と大きく異なり自立性が要求されます。それは、大学においては講義を受講することも勉学に励むことも誰かに言われて強制的に行うものではなく、あくまで自己責任で自ら行うものだからです。私は「何事にも手を抜かない」という性分が、奨励賞受賞に繋がったのだと思っております。
 大学入学から4年になりますが、どの学生生活よりも時が経つのが早かったように思います。そして、その4年間で感じたことは友人の存在の大きさでした。講義を受講する時、テスト勉強する時、気晴らしに遊びに行く時など仲間が居てくれたお陰で大変心強く、大学生活を楽しく過ごすこともできました。社会に出てからも友人を大切にしていきたいと思います。
 4年になると卒業研究が始まり、私は「トラッククレーンの振動制御」について研究しました。主にプログラムを組んでシミュレーションおよびクレーンモデルの実験を行いましたが、一つのプログラムを完成させることの難しさを実感しました。一通り組み上げてから完成させるまでが最も苦労し、データを取り、他のプログラムと比較・検討し、何度も見直して初めて完成となります。しかし、プログラムが正常に動作した時の感動は言い表せないものがありました。卒業研究を通して、研究の難しさや過程における技術や知識、結果が出たときの喜びなど本当にたくさんの事を学ぶことができました。この経験をこれから就職して仕事を行っていく中で生かしていきたいと思います。
 最後になりましたが、ご指導して下さった日野順市教授、また支えてくれた友人達のお陰でこのような賞を受賞できました。本当に有難うございました。この大学生活で学んだ様々な事を生かして、今後の生活をがんばっていこうと思います。

平成19年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して
         機械工学科夜間主4年 宇野嘉高

 この度は機械工学奨励賞という権威ある賞を賜り、誠に光栄です。わたしが今までに受けた賞と比べましても、これほどの栄誉ある賞は記憶にありません。徳島大学での私の来し方を振り返ってみますと、さまざまなことが思い出され、充実した4年間であったことが今更ながらわかり、その感慨が私の肺腑を衝きます。ここまで来られたのも、大学生活の節目で素晴らしい人との出会いがあったからです。この場をかりてお世話になった方々に篤く御礼申し上げます。
 2004年に私は機械工学科夜間主コースに入学しました。先生方と初顔合わせをしたときの、不安と期待の入り混じった感覚を鮮明に覚えています。入学当初は、午後6時から授業が始まることに戸惑いましたが、慣れるもので半年もしないうちに新しい生活リズムが身に付きました。夜間主コースといえども進級することは容易いことではありません。しかし、ともに肝胆を砕くことのできる友人がいたおかげで苦難を乗り越えることができました。彼らと過ごした記憶が私の人生の中でひときわ強い輝きを放っています。
 これから象牙の塔を登ろうとする、あるいは現在登っている有志の皆さんにおかれましては、この先ひとかたならぬ艱難辛苦が待ち受け、進退ここに窮まれりという場面に度々陥ることもあると思いますが、その経験は必ずや己の血肉となり、自身を成長させてくれると確信します。卒業後は常三島を遠く離れますが、その地でも皆さんの活躍の報を耳にすることを願いつつ、私も機械工学奨励賞受賞者の名に恥じぬよう、日々精進することを肝に銘じます。
 最後になりましたが、私の成長を見守ってくれた両親、苦楽を分かち合った友人、物分りの悪い私に呆れて見放すことなく、熱意ある御指導を下さった先生方に篤く御礼申し上げます。また、共に辛酸を嘗めた村上研究室の方々に、鬱勃たる惜別の念を堪えつつ、深甚なる感謝を捧げます。

平成19年度 武藤栄次賞学生優秀賞受賞者からのメッセージ

武藤栄次賞を受賞して
                          機械工学科  4年  前田 達也

 この度は武藤栄次賞という栄誉ある賞を受賞させていただくことになり,大変光栄に思っています.大学での4年間に渡る学生生活を振り返ると実に様々なことがありました.特に,勉強面では慣れない授業,レポート課題などには散々苦労しました.しかし,友人たちと一緒に考え,切磋琢磨し共に勉学に励むことによって,こうして無事卒業を迎えられました.また,どうしても行き詰ってしまって先生方に質問に行った時も,嫌な顔一つせず理解できるまでご説明いただき,誠に感謝しております.
 4年生になってからは「材料科学研究室」に配属され,パワーデバイス等への応用が期待されている,半導体材料SiC(シリコンカーバイト)のフェムト秒レーザ照射に伴う試料表面の物性変化に関する研究を行いました.配属当初は、SiCや透過型電子顕微鏡に関する知識が全くなく,専門書を読んだり,過去の先輩方の論文をいくつか拝見したりしましたが,それでもほとんど理解できませんでした.しかし,岡田達也先生と先輩の方々に親切に教えていただき,徐々に理解できるようになりました.また,実験が思い通りにはかどらず苦労しました.しかし,今回のこの経験を通じて,自分で目的を持って取り組むことの楽しさや,苦労した後の喜びを改めて実感することができました.研究室に在籍していたのはわずか1年でしたが,学生生活の中で一番密度の濃い時間であり,最も成長できた期間でした.しかし,まだまだ至らないところがたくさんあります.私は卒業後に就職して社会人となります.社会に出れば迷い,戸惑うことも数多くあると思います.しかし,徳島大学で得た知識,経験を糧とし,困難に立ち向かって行きたいと考えています.最後になりましたが,ご指導してくださった岡田達也先生をはじめ,材料科学研究室で出会った皆様方,友人方に厚く御礼申し上げます.

平成19年度 日本軽金属学会中国四国支部奨励賞受賞者からのメッセージ

日本軽金属学会中国四国支部奨励賞を受賞して
                          機械工学科  4年  林 篤志

 この度は、日本軽金属学会中国四国支部奨励賞という栄誉ある賞を頂き、大変光栄に思っています。徳島大学に入学してから勉学に励んできた結果がこのような形で実を結び、自信になりました。受賞にあたり、私の研究内容について述べさせて頂きたいと思います。
 私は現在、アルミニウム双結晶の引張変形と再結晶に関する研究を行っています。 金属材料は、その組織を制御することによって、特性を向上させることが可能です。組織制御の方法の1つに再結晶があり、アルミニウムにおいても様々な形で応用され、また、さらなる特性向上のための研究が日々行われています。しかし、一般に金属材料は多結晶であり、その組織変化の機構は非常に複雑です。そこで私の所属する材料科学研究室では、単純な単結晶や双結晶を用いて研究を行っています。私のテーマは、Σ9粒界を有するアルミニウム双結晶における引張変形と再結晶に関する研究です。研究室に配属されて間もない頃は右も左もわからない状態で、実験では先輩方に多大なご迷惑をおかけしまうことも多々ありました。しかし、材料科学研究室での出会いによって、私は大きく成長することが出来たと思います。この一年間は非常に短く感じられ、充実した一年間でした。研究を通じて、教科書の内容を頭にそのまま詰め込むこととは違う、「考えること」の大切さとその難しさを学びました。私がこのような賞を受賞できたのも、ご指導して下さった岡田達也先生をはじめ、材料科学研究室で出会った皆様方や実験にご協力頂いた方々の支えがあったからだと思います。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 私はこの春から卒業して社会人になります。大学生活で学んだ多くのことを糧に、自分自身をより成長させ、社会の発展に貢献できるよう努力していきたいと思います。