コース案内 > 各賞受賞者一覧

平成18年度機械工学科
各賞受賞者一覧

 氏名をクリックすると受賞者からのメッセージが表示されます 

平成18年度 日本機械学会三浦賞受賞者からのメッセージ

               機械工学専攻2年 南 武志

 日本機械学会三浦賞という栄誉ある賞を頂けたことを驚きと共に大変光栄に思います。徳島大学で6年間学んだ集大成としてこのような評価をして頂き、充実した学生生活を締めくくれたことを大変嬉しく思います。この賞を頂けたのは周りの皆様のお蔭です。機械工学科の先生方、研究において数々の助言や協力などお世話になった大野教授、岸本教授、川崎講師ならびに研究室の先輩や仲間たち、また両親に大変感謝しています。
私は機械工学研究科でありながら量子物質科学講座に所属し、物理学分野で「マンガン酸化物のNMR及びμSRによる研究」というテーマを学部で1年、修士で2年勉強してきました。工業高校で機械を勉強し、大学においても機械を専攻してきた私にとって新しい分野でした。今までとは違った分野で研究することは、私にとって良い刺激になりました。研究当初は解らないことだらけで苦労の連続でした。マンガン酸化物は電子デバイスなどへの応用が期待されており、基底状態で電子相分離(強磁性相と反強磁性相が共存)するという大変珍しい物質です。NMR及びμSRという手段でこの物質の電子状態を知ることにより、相分離の状態やその発生原因を明らかにしてきました。物理学分野はどの研究機関も研究が活発で、学会などで新たな発表が数多くあり、最先端に触れながら多くの知識を得ることができました。また、高エネルギー加速器研究機構やカナダの研究施設TRIUMF、大阪大学などにおいて実験する機会もあり、大変有意義で貴重な体験をすることができました。3編の研究論文(他にも3編の投稿予定)と4件の学会発表が研究成果です。
修了後はプラントの設計をすることになりますが、徳島大学で経験した様々なことを生かし、機械の分野だけにとらわれない柔らかい考え方で一人前の技術者を目指し努力していきたいと思います。

平成18年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

畠山賞受賞にあたって  
                             機械工学科4年 黒田宜史

 この度、日本機械学会畠山賞を頂き大変光栄に思っています。受賞の知らせを聞いたときは驚きました。大学に入学し勉学に励んだ結果が、このような素晴らしい賞を受賞するといった評価に結びつきうれしく思います。受賞できたのはもちろん私一人の力だけではなく、ともに勉学に励んだ友人や今まで育ててくれた両親、親身になって相談に乗っていただいた先輩方や先生方のご支援があったからであり、みなさんに大変感謝しています。また私は部活動に参加していたため十分な勉強時間を確保することが難しい日々もありましたが、事前に予習をしたり講義の後には復習をしたりすることで補うことができました。そして講義には常に集中して臨むように心掛けていました。私は勉学だけでなく様々なことにチャレンジし、多くのことを経験することによって大学4年間で大きく成長できたと思います。
 現在は流体機械研究室に所属しており、多翼ファンの研究をしています。卒業論文テーマは「二重反転羽根車による多翼ファンの高圧力化」というものを研究しています。二重反転羽根車とは、多翼ファンの内側にもうひとつ多翼ファンを設置しそれらの回転方向を反転させることで高圧力化を図る羽根車であり、今までにない新しい構造を提案しています。まだまだ未解明な部分が多く、悪戦苦闘しながら試行錯誤を繰り返して実験しています。二反転多翼ファンが実用化されれば、小型で大風量、低騒音といった多翼ファンの特徴に加え、高い吐き出し圧力が得られる送風機として、使用用途は大きく広がると考えられます。
 私は卒業後、空調関係の会社へ就職することが決まっています。大学で学んだ知識に加え、他分野の知識を吸収することで社会に貢献していける仕事をしたいと思っています。就職先では大学生活で学んださまざまなことを活かして自分をさらに磨いていきたいと思います。

平成18年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

日本機械学会畠山賞を受賞して
                  機械工学科4年  岩本 和也

 この度は名誉ある「日本機械学会畠山賞」をいただきまして大変嬉しく思っています。入学当初は、まさか私がこのような賞を受賞することになろうとは思いもしませんでした。私は大学に辛うじて入学したので、入学してからは人よりも勉学に力をいれなければ卒業できないと思い努力してきました。その努力の結果が最後にこのような形で表れて驚いています。ここまで努力できたのは、自分一人の力だけではなく回りの方々の助けがあったからこそだと思います。テスト前には友人と共に勉強し、お互いに教えあいながら理解を深め、それでもわからないときには、先生方に教えていただきました。友人や先生方には大変感謝しています。
私は4年生になってから、材料科学研究室に所属してアルミニウム双結晶の圧延変形と再結晶について研究しています。配属当初は右も左も分からない状態でしたが、実験する試料を一から自分で作り実験・解析をするという一連の流れを自分でやることで理解が深まり、多くの知識を得ることができました。なかなか実験がうまくいかず苦労した面もありましたが、岡田達也先生をはじめ同じ研究室の先輩方のご指導のおかげで乗り切ることができ、私は成長することができました。ここで、深い感謝の意を表します。
私はこの春から就職して社会人となります。今の状態では、まだまだ知識不足だと思うので、これからも常に新しい知識を吸収しようという気持ちで仕事に励みたいです。また、私の入社する企業ではアメリカへの研修制度があり、その研修に行って日本とは違うアメリカの技術を学びたいと考えています。そのために、今まであまり力を入れていなかった英語をもっと勉強したいです。
最後に、徳島大学で4年間学んだことを活かし社会に貢献できる人間になりたいと思います。

平成18年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を頂いて
                        工学部機械工学科4年 矢野忠寛

この度は三木康楽賞という名誉ある賞を頂き、大変光栄に思っています。受賞の知らせを聞いたときには正直驚き,時間が経つにつれて喜びが沸いてきました。このような賞を私が頂くとは入学当時には思いもしませんでした。しかし、この賞を受賞できたのは私一人の力だけではなく,気の合う友人達のおかげです。また真摯に御指導、御鞭撻いただいた先生方や先輩方のおかげでもあると大変感謝しております。友人達と共に勉強に励み、また遊ぶ時には遊びと、とてもよい4年間を過ごすことができたからです。
4年進級時には以前から興味のあった分野である流体機械研究室に配属され、現在は「対称形ケーシングを有するクロスフロー風車の研究」を行っています。風力発電は自然エネルギーを利用する環境にやさしいエネルギー発電のひとつであり注目さています。また、多くの大型風車が各地に設置されるようになっています。しかしながら、都市部などに設置可能な小型風車は少ないのが現状です。そこで、小型のクロスフロー風車の研究を行うのは、非常に有意義でやりがいのある研究であると思いました。クロスフロー風車にケーシングを設置することで性能が改善することはわかっていたので、その形状を変更し更なる出力改善を目指し、いろいろな形状のケーシングを設計・製作し実験などを行いました。そして、出力の改善という成果を上げることができました。また、研究を通して実験の苦労や失敗も経験し、研究というものの難しさを知ることが出来ました。
大学院に進学しても流体機械研究室で、風車の研究を行いたいと思っています。また大学院ではさらに専門性を深めるとともに、4年次には先輩が行ってくれた研究なども自分で行い、社会でも活躍できるような技術者になれるようにさらに勉学に励んで行きたいと思います。

平成18年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して
              機械工学科4年  田中 康平

 この度は「三木康楽賞」という大変名誉ある賞に選ばれ大変光栄に思っております。私がこのような賞を戴くことができたのは、学部生活を通して、各教科の講義について友達と議論し合ったり、テストやレポートなどの勉強を共に頑張った仲間たちのおかげでもあります。一人で学ぶことの大切さ、また、みんなで学ぶことで疑問を解決することができたり、知識をより深めることができたと思います。このような多くの友達に出会えたことも私にとって大学生活での大きな財産です。
 4年生になってからは混相流研究室に所属し、フラッディング現象の実験・解析を行っております。フラッディング現象は原子炉の加圧水型原子炉の冷却剤喪失事故の原因になるので、この流動現象を解明することは非常に重要です。卒業後も徳島大学大学院へ進み、逢坂昭治教授の指導のもとで傾斜管内における気液対向二相流限界についてより深く研究を続け、立派な研究成果を出したいと思っています。そして、できれば権威ある学会で発表したいと思っています。今年1年間実験を行っていく中で実験の難しさ、また重要性を改めて感じました。来年からは実験・解析のどちらにも力を入れ、また、英語力とプレゼンテーションの能力を重点的に伸ばしたり、様々な事にも積極的に挑戦し成長していきたいと思います。最後にこの賞の名に恥じぬよう、これからの2年間研究のみならず自分自身も今まで以上に磨き精進していきたいと思います。

平成18年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を受賞して  機械工学専攻2年 柴田 浩伸

 この度は「日亜賞」という大変すばらしい賞をいただき、大変ありがとうございます。この様な、すばらしい賞を頂くのは恐縮な事です。これはすべて、指導教員であります岩田哲郎教授、研究室のメンバーや友人、ならびに親族のおかげであると思います。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。また、この賞を与えてくださった日亜化学工業株式会社に感謝申しあげます。私の研究テーマは「フーリエ変換型蛍光寿命測定測定方式のためのデータ処理」です。パルス励起された蛍光試料の蛍光強度の変化は、サブナノ秒という極めて短い時間で変化します。これを測定するのは、非常に高速の検出器が必要ですが、装置的な制限により高速に検出できない場合があります。そこで、本研究では、ディジタル超解像とよばれるデータ処理方法を用いるために、新たなデータ処理手法を提案しました。ディジタル超解像は不完全な測定信号に対して、物理的拘束条件などの,測定信号に関して既知の情報を利用し,もとの信号を回復するものです。私たちは、蛍光減衰波形は因果律を満足するという条件を積極的に利用する事で、ディジタル超解像を行いました。結果は良好で、それに関する論文もいくつか提出することが出来ました。私が、この3年間を通して学んだ事は、研究における問題点の解決の仕方、最後までやり続ける事の大切さです。これらは、通常の授業などでは得られる事のできない、貴重な体験だったと思います。また、「チャンスの女神に後ろ髪はない」という言葉があります。私はこれを「自分の能力を身につけるチャンスは、今しかないという意味だ」とらえて研究に積極的に励み、学会にも参加してきました。今後、私は就職しますが、この賞を思い出しては、更なる自己成長を目指し、社会人として活躍していきたいと思います。

平成18年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を受賞して
                              機械工学科4年 藤原 亮太

 この度は,「日亜賞」という名誉ある賞をいただけることを大変光栄に思っております.まさかこのような名誉ある賞をいただけるとは思ってもいませんでしたので,大変驚いています.しかしこの賞を受賞できたのは自分ひとりの力ではなく,多くの方の手助けがあったからこそです.授業で分からないところがあれば理解できるまで一緒に悩み,遊ぶ時には遊んだ信頼できる友人,共に研究に行き詰まり悩んだり,助言していただいた先輩方および真摯にご指導下さった緒先生方には大変感謝しております.
 4年次の研究室配属では,かねてから希望していた流体機械研究室に配属されることになり,「汚水用新型ポンプ」の研究を行うことになりました.1年次から3年次までは技術者としての基礎を学ぶための講義を中心に受けてきましたが,研究は今までの講義と違い,先輩と協力して自分たちで結果を出していくことが必要とされました.最初は研究内容もよく分からず,何をしたらいいかも分からずに,ただ先輩の指示を仰ぐばかりでした.しかし日が経つにつれて研究を理解し,先輩と研究について話し合い,研究を進めて行くにつれて,私にもこの研究に対する責任感が生まれやりがいを感じるようになりました.実験や解析がうまくいかずに研究に憤りを感じたことも多々ありました.しかしそのようなときも決して諦めずに検討することの大事さを知りました.人間諦めたら終わりという言葉をよく耳にしますが,まさにそのとおりだと実感しました.
 大学院に進むと,より専門的な知識を学び,将来技術者として社会に出るための準備をしないといけません.また,今度は私が先輩として後輩を指導していかなければなりません.これからも幾多の困難に遭遇すると思われますが,ひとつの研究を任せられる責任感を持ち,大学院でも研究に励みたいと考えております.

平成18年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して
           機械工学専攻2年  前田彰吾

 この度は、徳島大学工業会賞を賜り大変光栄に思います。日々取り組んできた研究を学会や論文という形で発表して参りましたが、それらが実を結びこのような栄誉ある賞を頂くことができたのは、大変嬉しく思うと同時に大きな自信にもなりました。
 私の配属された光学研究室では、新しいアイデアに基づく分光・光学計測機器の開発と、それに付随する数学的データ処理アルゴリズムの開発を行っています。私は3年間研究を行いましたが、順調に進むことばかりではありませんでした。精度を要する光学系の配置には苦労しましたし、期待通りの測定データが取得できずに挫けそうになったこともありました。それでも研究を進めることができたのは、同研究室の方々の力強いサポートがあったからこそです。そのお陰で配属当初とは見違えるほどのスキルアップができたと実感しています。また研究室のOB会に出席する機会もありました。他大学の教員やOBの方々の学生時代の多くの出来事を聴くことで、日々の生活や研究に対する心構えを見直すきっかけとなる貴重な時間を過ごすことができました。この研究室で過ごした日々は、私の大きな財産となっています。
 この徳島大学工学部機械工学科は、本人のやる気次第で自分を成長させ、大きくステップアップすることのできるすばらしい環境だと思います。特に研究室配属後はより専門的な内容を取り扱い、それも自らの手で作業を行うことができるので、大変有意義なものとなるでしょう。後輩の皆様も、是非頑張って研究に励み、機械工学科を発展させて頂きたいと思います。
 最後になりましたが、所属研究室の岩田哲郎教授を始め、公私共に支えて下さいました周囲の先輩・同輩の方々に深く感謝致します。さらには6年間何不自由ない充実した学生生活を送らさせて頂いた両親にも心からお礼を申し上げます。

平成18年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞受賞にあたって
              機械工学科4年 高田 善弘

 この度は徳島大学工業会賞を受賞させていただき、とてもうれしく、そして光栄に思っています。まさかこのような賞を受賞できるとは思っておらず、受賞を知ったときはとても驚きました。
 私は、大学生活において文武両道を目標にしてきました。自分の中では、勉学よりも部活動に偏りすぎていたのでは…、と思っていましたが、この賞を受賞させていただいたことにより、目標を達成できたのではないかな、と思います。このような4年間が不自由なく過ごしてこられたのも、両親の援助があってこそだと心から感謝しています。さらに仲間、先生方、その他多くの人々には、数多くの助言、励まし、後押しなど多くの手助けを頂きました。とても感謝しています。
 現在私は、エコマテリアル研究室で「グリーコンポジット製パイプ材の作製とその特性評価に関する研究」というテーマで環境にやさしいパイプ材に関する研究を行っています。その内容は、埋立処分することにより水と二酸化炭素に完全分解される生分解性樹脂と天然繊維(竹、麻など)を、組み合わせた地球に優しい複合材料のパイプ材を作製し、その強度特性(引張強度や圧縮強度)について調べ、実際に福祉用介護杖を作製することを目標としています。これまでの授業とは異なり、自分で考えて実験するといったもので、とても新鮮で貴重な経験をさせていただきました。このような経験ができたのも、多くの助言をいただきました担当教官である高木均教授および研究室のメンバーのおかげであると思っております。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
 私は来年度、大学院に進学することになり、より多くの研究をすることができることを大変うれしく思います。また、この賞に恥じないようこれからも精一杯がんばっていきます。

平成18年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

研究生活で得たこと
                機械工学専攻2年  池田 篤

 私は、目的を持って大学院に進学しました。それは、研究をやる以上は、積極的に取り組むというものでした。その結果、工学部教育研究助成奨学賞を受賞させていただいたことは、非常に嬉しく思います。この2年間の取り組みと、得たことについて述べさせていただきたいと思います。
 私は大学院で、3度学会発表に行き、研究論文も書きました。私はもともと、人前で話すことがとても苦手で、はじめの頃の発表では質問にもうまく答えられず、悔しい思いをしたことを覚えています。しかし、それ以降、発表の準備段階で、先生に様々なアドバイスを頂きながら、10分程度の短い時間で、自分の言いたいことをいかにわかりやすく伝えるか考え、発表内容もしっかりと吟味するように心がけました。とても苦労しましたが、今となっては発表も嫌なものではなくなり、どのような内容構成で話せばわかり易いか、どうすれば図や表が見やすいかなどと考えていると、発表が楽しみにさえ思えるようになりました。研究論文では、自分の伝えたい内容が、なかなか文章にならず大変苦労しました。また、自分は正しく書いているつもりでも、読み手には違った意味でとられてしまうということも多々ありました。研究論文を書くことを通じて、正確に伝わる文章を書くということが、いかに重要であるかを知りました。
 この春から社会人となりますが、この取組みから得たことはもちろん、研究生活を通して、先生や、先輩・後輩から頂いたアドバイスを、無駄にすることなく活かしていきたいと思っております。また、社会人になっても、何事にも目的を持って積極的に取り組むことを忘れず、精進していきたいと思います。最後になりましたが、この場をお借りして、ご指導いただいた先生方および研究室の皆様に厚く御礼申し上げます。

平成18年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

教育研究助成奨学賞を受賞して
                機械工学科4年  藤村 大和

 この度は徳島大学工学部教育研究助成奨学賞をいただき、大変光栄に思っています。学生生活の最後にこのような賞をいただけたことは、今後社会に出て行く自分の大きな自信となり、より励んでいこうという気持ちを沸き立たせます。
 学生生活を振り返ってみると、勉強、旅行と非常に充実した日々を過ごせたと思います。勉強の面では学年が上がるにつれて内容も専門的になっていき、自分ひとりでは理解仕切れない部分がありました。しかし、そんな時は常に周りの友人の助けがありました。教室に残り疑問なところを納得いくまで話し合ってくれる、そういう友人がいたからこそ今の自分がありこの賞をいただけたものと実感しております。専門の勉強以外では、一年間休学してケアンズに語学留学してきました。初めての海外で言葉も文化もまったく違う場所での生活の中で、様々な国の人とお酒を飲みながらの語らい、そして何よりも語学以上に日本にいるだけでは得ることが出来ない貴重な経験と仲間を得ることができました。
 現在私は、プラズマテレビのディスプレイに用いられているガラス基板への穴加工を研究しています。テレビの市場価格が下落している現在、製造コストを下げるためにも製品の不良品率を下げる必要があり、穴あけにおいて欠けの小さな高精度、高能率で加工できる技術が求められています。研究発表の一環としてJIMTOF2006のポスター展に参加しました。世界三大見本市の一つであるだけに、世界各国の企業が多数参加しており、見て回るだけでもいい勉強になりました。また現場の生の声を聞くことができ、中小企業の技術力のすごさ、たくましさを痛感しました。
 社会に出でからは、今まで培ってきた土台をさらにしっかりしたものとし、将来的には地元徳島に帰ってきて活躍したいと思っています。
 最後になりましたが、お世話になりました升田先生、溝渕先生、工業技術センター小川仁氏、精密加工研究室の皆さんに心より感謝の意を表します。

平成18年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工学部教育研究助成奨励賞を受賞して
            機械工学科夜間主4年 津田真弥

 この度は徳島大学工学部教育研究助成奨励賞をいただき、驚きと同時に大変嬉しく光栄に思います。大学生活の4年間の最後にこのようなすばらしい賞をいただくことで、これまで努力してきたことが認められたということだと大変誇りに思います。今思えばこの4年間はすぐに過ぎたような気がします。入学当初は親元を離れて初めての一人暮らしをするということで、まわりに友人もいないためとても不安に思っていました。しかし大学生活に慣れてくると同時に友人も増え、それまでの不安も無くなっていきました。勉強面では、クラスの友人たちと共にレポートやテスト勉強などをすることで不得意な分野に関しても諦めずにこなすことができました。それ以外の時間でも、多くの時間を友人たちと共に過ごしたこともあり、充実した大学生活を送ることができたことにとても感謝しています。4年生になってからは、課題研究としてモーションキャプチャについての研究を行いました。研究というものはなかなか難しいものであり、それでも続けてこられたのは浮田先生や研究室の先輩方や友人の助けがあってこそのものだと思います。
 私は卒業後就職し、徳島大学に入学したときのように知らない土地で社会人として新たな生活を始めるにあたり不安なこともありますが、徳島大学に在籍した4年間で得られた経験を活かし、日々の努力を惜しまず自分の目標を達成するために苦手なことにも諦めずに常にチャレンジをしていこうと思います。
 最後に、このような賞をいただけたのは決して自分だけの力ではなく、お世話になった先生方や同じ研究室の先輩や友人、クラスの友人たち、そして私に関わってくれた全ての人の助けがあっていただけたのだと思います。このような方々に大変感謝するとともに、ここに深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

平成18年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞受賞にあたって
             機械工学専攻2年 越智謙吾

 この度は機械工学奨励賞を頂き大変嬉しく、光栄に思います。私は材料科学研究室に配属されてから3年間、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いてパワーデバイス等への応用が期待されている半導体材料シリコンカーバイド(SiC)のエピ膜表面欠陥の起源を解明することを目的に研究を行ってきました。配属当初はSiCやTEMの知識は全く無く、勘違いしていたことや実験で失敗することがありました。しかし、このような失敗を通じて何が原因なのかと考える力が身に付いたと思います。また、学会発表や学内での研究発表は私にとって大きな宝だと感じています。私は研究室に配属されるまで人前での発表をあまり経験したことがありませんでした。そのため、発表の構成、資料のまとめ方など戸惑うことが多くありましたが、回数を重ねるごとに発表に慣れ、少し余裕を持って発表ができるようになったのではないかと思っています。このような研究室での3年間は学生生活の中で自分自身が一番成長できた最も濃密な時間だったと思います。
 私は今春から今までの学生生活とは全く異なる社会人としての生活の第一歩を踏み出します。研究室での3年間で成長できたとはいえ、自分に足りないものはまだまだたくさんあり、社会に出て戸惑うことや行き詰る場面が多くあると思います。しかし、徳島大学で得た知識、経験を糧とし、困難に立ち向かって行きたいと思います。そして、一人の社会人としてまた、技術者として,現状に満足することなく常に上を目指し、社会に貢献できるよう努力していこうと思います。
 最後になりましたが、私がこのような賞を受賞できたのも3年間ご指導して下さった岡田達也先生をはじめ、材料科学研究室で出会った皆様方や実験にご協力いただいた方々の支えがあったからだと思います。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

平成18年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して
                             機械工学科4年  細澤 剛

 この度は,機械工学奨励賞をいただき,大変うれしく思います.今思うと負けず嫌いで,やるからには最後まで貫き通すという気持ちを常に持ち続けていたように思います.途中であきらめて納得のいく結果が出なかったらものすごく腹立たしいからです.全力を尽くしたなら結果がどうであれ悔いは残りません.曲がったことが大嫌いで,悪く言うと柔軟性に乏しかったのですが,大学で出会ったすばらしい仲間のおかげで幅広い視野を持つことができました.こうした出会いが今の自分に生かされているのではないかと思います.
 大学生活の始まりとともに,社会経験をしようと思いアルバイトを始めました.接客業だったので人とのコミュニケーションが欠かせませんでした.最初は初対面の人と会話するのがとても難しく,顔もこわばってしまいましたが,勇気を出して自分から誠意をもって接することでお客さんからも笑顔で話しかけられるようになりました.些細なことですがすごく嬉しく思いました.また,すでに社会人として頑張っている社員の方と同じ職場で働けたことで,社会の仕組みや厳しさを少なからず吸収できたことも大きな収穫となりました.
 卒業研究はエンジン内部の高圧燃料噴射の解析に取り組みました.毎日少しずつ条件を変えて実験データをとる作業の繰り返しでしたが,こうした地道な基礎研究があるからこそ良い製品が世界中に送り出されていくのだと身にしみて感じ,また自分の研究に誇りをもちました.
 来年度からは新しい世界に踏み出しますが、学生生活で得た経験を活かして頑張りたいと思います。世界が認める日本の技術を担っていく技術者という道を選んだわけですから,それに恥じないように日々努力していきたいと思います.
 最後になりましたが、ご指導して下さった三輪教授,木戸口助教授をはじめ,先輩の方々にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

平成18年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して
                機械工学科4年 西村圭史

 この度は、機械工学奨励賞を受賞させていただき、大変光栄に思っております。 地元を飛び出しここ徳島に来て早4年が経ちましたが、とても内容の濃い充実した大学生活を送ることができたと思っております。振り返って考えてみますと大学生活を充実したものにしてくれたのは、部活動そして卒業研究の2つです。この2つが自分に取って大きかったと思います。部活動では仲間と協力することの大切さを改めて痛感しました。大きな壁にぶつかり自分1人では解決できない時でも、仲間と協力すればその壁を乗り越えられる。単純な事ではあるのですが何度となく仲間に助けられてきました。
 卒業研究にも意欲的に取り組むことができました。そのテーマは「振動時の自動車モデル上境界層の特性」というテーマに取り組んでいます。自動車の高速走行時の安定性は主にサスペンション機構により成されています。しかし、この安定性を車体形状の変更といった空力的観点でも考慮すべき必要があります。そこで形状差をつけた様々な自動車モデルを用い、外部から強制振動を与えた時、モデルの形状差によって車両モデルまわりはどのような圧力分布及び境界層の違いが形成されているのか解明します。今年は主に実験装置の製作に多くの時間を費やし、必然的に自ら工作をする機会も多くなりました。ここで工学部ならではの「ものを作る喜び」を体験することができました。実験装置が完成し、動いた時の感動、そして装置が壊れず無事に実験を終えてくれた時の達成感はこの先決して忘れることはないでしょう。来年からは徳島大学院に進むことも決定しており、ますます研究に力が入るところです。
 最後になりましたが、この研究をするにあたって研究室の皆さん、特に大学院生の先輩方、そして一宮先生には大変お世話になりました。深く感謝いたします。

平成18年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して
         機械工学科 夜間主 4年 吉田 侑加

 この度は機械工学奨励賞を受賞させていただき、本当に嬉しく、また身に余る光栄だと思っております。最初この賞を受賞することを聞いた時、「私が!」と信じられない気持ちと同時に嬉しさが湧き上がってきました。
 思い起こせば4年前の入学説明会では男子ばかりで女子は私一人でした。始めは話す人もいない状態でしたがグループ作業の授業などを通して友だちができました。夜間主コースは一日の授業時間が短く全科目を履修してはじめて卒業単位が揃うという状況であったため、昼の授業も友だちと一緒に受けました。困った時お互いに助け合うことができる仲間がいたから4年間頑張れたと思います。また女子の友人も欲しかったので、高校から続けていた硬式テニス部に入り、午後から部活をし、そのまま学校に行くという生活を送っていました。部活を通して親友や多くの仲間ができました。団体戦ではみんなで一つになるという団結力や助け合いの精神を身につけることができました。授業の後、夜中に県外遠征に出かけたことなど大変慌ただしいこともありましたが、勉強と部活の両立によってとても有意義な大学生活を送ることができました。
 4年になって課題研究のため、石原研究室で「管群ダクトの音速評価」に関する研究をしてきました。そこでもすばらしい先輩や同輩に出会うことができました。皆さんにはいろいろと迷惑をかけましたが、一つ一つを丁寧に教えて頂き、こんな私でも何とかやり遂げることができました。
 私は数学の教師になるため鳴門教育大学大学院へ進み、これまでと異なる道を歩むことになりますが、徳島大学工学部機械工学科で過ごした4年間は、私の今後の人生にとって大きな宝物になると思います。  最後にこのような賞を受賞できたのも,ご指導して下さった石原国彦先生をはじめ,多くの方々の支えがあったからだと思っています。本当にありがとうございました。

平成18年度 日本軽金属学会中国四国支部奨励賞受賞者からのメッセージ

日本軽金属学会中国四国支部奨励賞を受賞して
                          機械工学科  4年  野口 大樹

 この度は、日本軽金属学会中国四国支部奨励賞を頂き、誠にありがとうございます。このような大変名誉ある賞を受賞出来た事に、驚きと同時に大変嬉しくまた光栄に思っています。受賞にあたり、私の卒業研究について述べさせて頂きたいと思います。  私の卒業研究テーマは、圧縮変形した<001>方位および<011>方位アルミニウム単結晶の回復と再結晶についてです。研究の概要は、改良ブリッジマン炉により<001>方位および<011>方位アルミニウム単結晶を作製し、これを圧縮した後の回復と再結晶挙動を調査する事です。実験の手順としては、作製した試験片に圧縮によりひずみを与え、SEM/ECP法を用いて表面組織の観察を行ないました。その後、焼鈍を行ない、再結晶粒が形成した場合はSEM/ECP法やSEM/EBSP法を用いて解析を行ないました。 実験結果についてですが、<001>方位アルミニウム単結晶試験片では、圧縮率20%ないし40%で圧縮を行ないました。焼鈍後、再結晶粒は形成されませんでした。これは、交差すべりが頻繁に活動したため転位が蓄積しなかった為だと思われます。<011>方位アルミニウム単結晶試験片においては、圧縮率25%ないし40%において圧縮を行ないました。圧縮後には変形帯を形成し、焼鈍を行なうと、この変形帯近傍で再結晶粒が形成しました。これは、変形帯で転位が蓄積したためだと考えられます。形成した再結晶粒を解析すると、変形マトリックスから<111>軸回転機構による再結晶粒が最も多く、またSIBM機構による再結晶粒も数は少ないですが確認されました。 この1年間、研究で色々失敗もありましたが、先生方や先輩方がいつも暖かい目で見守ってくださったおかげで、少しずつ研究に対する理解も深まっていき、大変有意義な1年間を過ごせたと思います。今後もアルミニウムの変形と回復・再結晶挙動に関する研究を続けていき、軽金属研究の発展に貢献出来るように努力していきたいと思います。