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平成16年度機械工学科
各賞受賞者一覧

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平成16年度 日本機械学会三浦賞受賞者からのメッセージ

三浦賞を受賞して 機械工学専攻2年 旗谷充彦

 このたび,機械学会三浦賞という栄誉ある賞をいただけることを大変嬉しく,光栄に思います.
 私の大学院での研究テーマは中性子回折法を用いた金属/セラミクス系傾斜機能材料の内部応力測定というものです.異種材料の接合技術において,熱膨張や熱収縮の違いから発生する残留応力の影響を軽減する目的で,表面から内部にかけて徐々に組成を変化させた傾斜機能材料が開発されました.本研究で用いる金属/セラミクス系傾斜機能材料は耐熱性や耐摩耗性の向上が見込まれます.しかし,セラミクスは金属に比べて熱膨張係数が小さいため,傾斜部の濃度配分や製作条件が不十分である場合,各接合層ではく離や割れなどの致命的な損傷を受けてしまいます.したがって,傾斜機能材料の内部応力を評価することが大変重要になります.残留応力の測定方法としてX線や放射光などが挙げられますが,材料内部の情報を正確に得ることができる方法は唯一,中性子を用いる方法だけです.
 私はこの研究を行うに当り,修士1年のときに茨城県東海村にある日本原子力研究所へ特別研究生として1年間勤務しました.全く新しい環境で,その年から初めて行われる研究テーマを初めて扱う知識と装置を駆使して行うことに大変な苦労を要しました.しかし,その分この経験から未知なもの,さらに新しいものをゼロから創ることの面白さやそれに伴う困難,またその対処法など,通常の学生生活では得難いものを得ることができました.
 今後もし,だれかがこのような機会に巡り会ったときは,是非とも逃さないことを勧めます.それがどのように困難を伴うものでも,必ず今後の自分にとって良いものが得られると思います.そのためには,周りの方々のサポートが必要です.私が原子力研究所で研究を行えたことや栄えある三浦賞を受賞できたのはひとえに私をサポートして下さったさまざまな方々のお陰であると実感しております.ありがとうございました.

平成16年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

畠山賞受賞の感想とこれからの抱負
               機械工学科4年 松田日嘉

 大学生活4年間もあっという間に過ぎ、今まで積み重ねてきたことの結果としてこのような賞を頂けたことをたいへんうれしく思います。私は何をするにも器用な方ではなく、要領も良くありません。このような賞を頂けたのは自分の周りにいる人たちの助けがあってこそだと思っています。
 大学に入学し独り暮らしを始めた頃、自分が今までどれだけ親兄弟や友達に頼っていたかを痛感しました。知っていて当然だと思う自分のことも分かっていませんでした。そんな中気の合う友達に出会えたことは本当に感謝すべきことです。また、大学の中に限らず、私は人との出会いに本当に恵まれているなと思います。この場をかりて御礼を言いたいと思います。
 今後は徳島大学大学院へ進学しますが、大学で言われることをただ受動的にやるのではなく、自分から大学外へ行動をおこすことに力を入れたいと思っています。そこでひとつ考えていることが留学です。自分の研究について知識を広げたいことはもちろんありますが、私はとにかく英語に魅力を感じています。これひとつで先程も話したような人との出会いが一気に広がる気がします。勉強もしていないまま英語圏に行けば簡単に話せるようになるとは思わず、地道に勉強をしてから一歩ずつ先へ進めればと思っています。
 大学で生活していくうち、何事もそうですが、何かしようとすればするほど知識は増えますが、逆に大きな問題にもぶつかるものだと教えられました。英語においては、最近になってやっと英語が言葉であるということが分かってきましたし、そのおかげで分からないこともどんどん増えてきています。言われるままに何かすることは簡単ですが、ただそれだけでは充実しないと思います。これからは向上心を持ち、大学院での生活を有意義に送りたいと思います。

平成16年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

畠山賞を受賞して 機械工学科4年 山根高志

 この度、日本機械学会畠山賞を頂き、大変嬉しく光栄に思っています。
 私は和歌山工業高等専門学校から編入し、2年間を徳島大学の機械工学科生として過ごしてきました。入学時は、内燃機関の研究をすることを目標にしていましたが、3年次への編入だったので卒業研究が始まるまで1年の期間がありました。そのため3年生の間は、身についてゆくものが見えず不安で、インターンシップ、徳島県内の工場見学、刀匠に付いての小刀製作など、いろいろな行事に参加しました。特に、インターンシップは、和歌山県にある建築用鋼材の設計製造会社で、社長さんや社員の方々から、現場での機械製図の必要性と製品に対する責任の重大さを教えていただきました。小刀製作では、玉鋼という高級な材料を用いて初めて鍛造を経験することができ、刀匠の方のものづくり技術の深さも知ることができました。
 4年に進級し、希望していた研究室で、ディーゼル燃料の着火過程について研究することができ、忙しくも充実した日々を送れたと思います。振り返ると、最初のうちは、理論が分からないまま実験をすることを辛く感じましたが、院生から指導を受け、ディスカッションを通じて徐々に実験に馴染んでいくことができました。この1年間で、未知の現象を明らかにする難しさと、解明できたときの喜びを知ることができました。このことを今後活かしていきたいと思います。
 このように、2年間の大学生活は有意義に過ごすことができたうえ、この畠山賞まで受賞でき、編入したことを本当によかったと思っています。今後は、家業を継ぐために自動車の専門学校へ進み、機械以外にも経営に関することを学びたいと思っています。最後になりましたが、成長させてくださった先生方、研究室の皆さん、共に学んだ編入生に感謝します。

平成16年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して  機械工学専攻2年 野田和宏

 この度は三木康楽賞を受賞させていただき大変嬉しく光栄に思います.
 私の研究テーマは「極細Al配線の誘起ひずみの測定」です.その内容はLSIなどの集積回路内の極細配線に生じるエレクトロマイグレーションと呼ばれる配線の破断現象を大規模放射光施設SPring-8の放射光を用いて解析するものです.現在,高スペックのパソコンや携帯電話の普及などにより集積回路の小型化および高集積化が進んでおり,配線の寿命や信頼性の向上のために,配線故障の原因となるエレクトロマイグレーション現象を調査することが必要となります.高強度で高精度なSPring-8の放射光を用いることにより,学内のX線回折装置では解析不可能な極細の配線を対象とした測定を行うことが可能となります.SPring-8での実験では時間が限られている上,測定方法に対する知識不足,それにより生じたトラブルなどさまざまな苦労がありましたが,同時に学内での実験だけでは得られない貴重な経験をすることができ大変勉強になりました.
 学会での研究発表では上記の研究以外の研究課題についても発表の機会を得ることができました.しかし,研究室に配属されるまで文章を書くことやプレゼンテーションを行う機会がほとんどなかった私にとって,学会での発表は大変ハードルの高いものでしたが発表回数を重ねて失敗を繰り返していくことにより,少しずつですが文章を書く能力や発表の技術を得ることができました.
 また,研究を行うに当たって英教授,日下助手,さらに,研究室の皆様ほか多数の方々にサポートおよび助言をいただきました.私の研究は皆様の協力なしには成り立ちませんでした.心よりお礼申し上げます.
 来年度から私は社会人として新たな生活をスタートします.これらの経験で得た知識と技術を活かしてがんばりたいと思います.皆様,今後ともよろしくお願いします.

平成16年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して 機械工学科4年 上原祥佳瑞

 この度は三木康楽賞という大変名誉ある賞に選ばれたこと大変光栄に思っています。大学入学当初はこのような賞を頂けるとはまったく思いもしませんでしたし、勉強についていけるか等の不安がたくさんありました。しかし今ではそういう不安も、共に遊んだり勉強したりする友人や家族のおかげで無くなっており感謝の気持ちでいっぱいです。
 4年生になってからは混相流研究室に所属し、フラッディング現象の解析をしています。フラッディング現象は原子炉などで起こりバーンアウトの原因となりうるので解析するのはとても重要です。そしてその手法にウエーブレット解析を用いております。私自身、数学が好きで実験より解析をしたかったのですが、いざ研究をしてみると分からないことが沢山あり、先生方や一緒に研究しているDeendarliantoさんを始め同じ研究室の方々には色々とご迷惑をおかけしました。特に逢坂昭治教授には研究全般にわたって、また草野剛嗣助手にはウエーブレット解析に関して貴重なご意見をいただきました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
 卒業後は徳島大学大学院に進学が決まっており、さらに現在研究を行っているウエーブレット解析に加え新たな解析をすることも予定しております。今年1年で実験をせずに解析のみをするのでは意味がないことを知り、実験することで初めて解析が役に立つと言うことで、来年からは解析、実験と両サイドから研究していく所存です。大学院の2年間では英語力とプレゼンテーションの能力を重点的に伸ばしていき、様々な事に挑戦していきたいと思います。最後にこの賞の名に恥じぬよう、これからの2年間研究のみならず己自身を今まで以上に磨いていけるように頑張りたいと思います。

平成16年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞を受賞して 機械工学科4年 佐伯奏美

 私は、CCDカメラで撮像した顔画像を離散ウェーブレット変換することによって、人間の表情を解析する研究をしています。
 研究当初は何から手を付ければいいか分からず躓いてばかりでしたが、何とか一つの形に仕上げることが出来ました。その結果、離散ウェーブレット変換を用いると、表情解析だけではなく、疲労の測定や人間認証も出来ることが分かりました。
 このように、一度研究が良い方向へ動き出すと、加速度が付いてどんどん可能性が開けてきます。研究とは終わりが無く、まるで樹木が一本の幹から幾多にも枝分かれするかのように、やればやる程面白味が出てくるものなのだと、身をもって実感することが出来ました。この体験は、これからの研究生活、さらには人生に於いて、良い影響を与えてくれる貴重なものとなることでしょう。
 これもひとえに、徳島大学の整った施設、及び諸先生方の暖かいご指導・ご鞭撻のおかげだと思います。素晴らしい環境の中で学生生活が送れたことに、心から感謝致します。
 最後になりましたが、この度は立派な賞を頂き誠に有難うございました。これからも向上心と探究心を忘れず、研究に勤しみたいと思います。さらに、新しい日本の未来を担う子供達に最先端の技術について紹介し、将来に対して夢と希望を持って貰えるよう努めたいです。

平成16年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

日亜賞を受賞して  機械工学専攻1年 森 浩司

 この度は日亜賞を受賞いただき、大変嬉しく、そして光栄に思っております。私がこのような名誉ある賞を頂くことができたのは、担当教員であります高木均助教授および研究室のメンバー、実験にご協力いただきました皆様方のおかげであると思っております。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
 私は学部4年次からエコマテリアル研究室に所属し、環境に優しい複合材料であるグリーンコンポジットの開発を行っています。グリーンコンポジットはマトリックスに生分解性樹脂、強化材に天然繊維を用います。しかし、この天然繊維は構成成分および構造など未知な要素が多いことから、思いもよらぬ実験結果となり戸惑ったこともありました。しかし、実験進めていく上で未知であったことが少しずつ判明していき、一つの結論に達したときの喜びはひとしおです。こういった喜びはまさに研究の醍醐味だと思います。
 また、私の学生生活において多数の学会に参加できたということは有意義な経験となりました。予定を含めますと博士前期課程の1年間で国内学会4回、国際学会2回の学会発表を行いました。学会における、自分の発表に対する意見や他人の発表を聞いての質問、発表後に研究者の方との会話などもエキサイティングな刺激になり、研究への励みになりました。そして、学会発表を通してプレゼンテーション能力や英語力などのアウトプット力の重要性を痛感しました。
 さて、私はこの度優れた研究業績をあげたということで博士前期課程を1年で修了となり,今春から本学大学院の博士後期課程に進学します。博士後期課程におきましては、今まで以上の努力が必要と承知しておりますので、これからもこの日亜賞の受賞におごることなく、たゆまぬ努力を続けていく所存です。そして、私の研究が社会に貢献できるよう研究を進めていきたいと思っています。

平成16年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

「日亜賞」受賞について 機械工学科4年 山本和成

 この度、「日亜賞」を受賞させていただき、光栄に思います。受賞を知った時は大変驚き、本当に私でいいのかと思いました。
 入学してからの4年間、楽しく機械工学の勉強ができました。それまで、勉強を楽しく思ったことはありませんでしたが、機械工学を通して勉強の中に楽しさを見つけました。その結果として、専門的な知識以上に大切なものを得ることができ、さらには、「日亜賞」を受賞できた事をうれしく思います。未知との遭遇ばかりの4年間は、とても充実していました。
 私は、卒業研究で従来機関とは異なる機構をもつ「Zクランク機構を持つ内燃機関」について研究を行いました。近代文明を支える内燃機関の役割は非常に大きく、市民生活に必要不可欠なものとなっています。しかし、環境や資源問題のため、内燃機関には低公害化、高効率化が求められています。そのために、燃焼改善、後処理装置等の研究が行われていますが、これらの多くはピストン・クランク機構を利用しています。そこで、機構面から見直したZクランク機構で、燃焼改善を目指します。Zクランク機関はピストン運動に特徴があり、これにより熱力学でいう等容型燃焼が実現できて高効率が期待できます。私はZクランク内燃機関で、ガソリンを燃料としての燃焼性能について調べました。来年以降は、このデータをもとにガス機関として運転する予定です。
 研究を始めた頃は専門知識に乏しく、わからないことばかりでしたが、知識がついてくるにつれて研究がおもしろくなりました。今後、大学院に進学しますが、自動車会社でエンジンの研究をできるよう、さらに知識を深めたいと思います。
 最後に、三輪惠教授、木戸口善行助教授をはじめ、動力工学研究室の皆様、お世話になりました多くの方々に、この場を借りて厚く御礼を申し上げると共に、これからも変わらぬ御指導、宜しくお願い申し上げます。

平成16年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞受賞にあたって 機械工学専攻2年
                         小西雅史

 この度は徳島大学工業会賞をいただき、本当にありがとうございます。このような賞を受賞できたことに、喜びと同時に大変光栄に思っています。
 大学院に進学してからの二年間はあっという間に過ぎたような気がします。研究のための実験や学会での発表、サークル活動など充実した日々を送ることができました。私の大学院での研究テーマは四年次から引き続き、傾斜管路内での気液対向二相流におけるフラッディング現象についてでした。大学院では、特にフラッディング開始点に及ぼす水の表面張力の影響を明らかにすることを目的として実験を行なってきました。フラッディングは主に原子炉内でみられる現象です。緊急時の冷却水が炉内に供給された時、蒸気と水との対向流が生じます。この対向流によりフラッディングが発生すると、管内で水の逆流が生じ冷却水が炉内に供給できなくなり重大な事故へつながります。この現象は複雑な過程より発生するため、数多くの実験を行なってきました。その結果、良い成果を得ることができ、学会でも数回発表することができました。初めての学会では、緊張から言いたいことを上手く伝えることができず反省ばかりでした。しかし、回数を重ねるごとに自分に自信を持って発表できるようになりました。学会の発表では毎回貴重な体験ができ、本当に良い経験になったと思います。このような学会での発表する機会を多く与えてくださった逢坂昭治教授には心より感謝致します。
 卒業後は社会人の一員となりますが、このような賞をいただいたことを励みとし、大学生活で得た成果を少しでも生かせるよう努力し続けていきたいと思います。
 最後になりましたが、長い間ご指導くださった逢坂昭治教授を始め草野剛嗣助手、研究室の皆様に心よりお礼申し上げます。

平成16年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞の受賞にあたって
                機械工学科4年 渡邊哲也

 この度、徳島大学工業会賞をいただき、本当にありがとうございます。大学生活をこのような賞で締めくくれることを大変嬉しく、光栄に思います。
 大学生活を振り返ってみると、一人暮らしをするようになって自分の時間を有意義に過ごせたと思います。学業においても興味のある講義が多く、大学に行くのが楽しみでした。4年次からは材料科学研究室に所属し、私は規則化および不規則化Ni3Fe単結晶の引張変形と再結晶について研究を行ってきました。この研究は、Ni3Fe単結晶で規則化試験片と不規則化試験片を作製し,それぞれの引張変形と再結晶挙動を調査することで両者の違いを比較することを目的としてます。最初、馴染みの無い材料だったのでNi3Feについての知識は無く、また研究室でも初めての研究テーマということもあり、この材料を調べるのに苦労しました。その際、いろいろアドバイスをしていただいた岡田達也助教授をはじめ、材料科学研究室の方々には大変感謝しております。特に、岡田助教授には一緒に実験をしてくださったこともあり、迷惑をかけることが多々ありましたが、最後までお付き合いしていただきありがとうございました。おかげで、研究の大変さと同時に面白さを実感することができました。また、論文を書くにあたって自分の作文力の無さとその必要性を痛感させられました。
 最後に、これから本当の意味で社会に出ることになりますが、これまでの大学生活で得た知識と経験を生かし、社会に貢献していきたいと思います。そして、技術者としてはもちろん人間的にも成長できるように努力していくつもりです。

平成16年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞の受賞にあたって
            機械工学科夜間主4年 大野純弥

  この度は、徳島大学工業会賞を頂き大変嬉しく、光栄に思います。徳島大学工学部機械工学科夜間主コースで、4年間勉強をしてきましたが、自分では賞を頂けるほどの成績を残したとは思っていませんでしたし、また昼間コースの講義を受講して、昼間コースの学生との学力差がかなりあったと感じていましたので、このような賞を頂いたことは非常に驚いています。徳島大学での最初の1年間は、それなりに勉強をしていて単位も順調に取得でき、少しはいい成績を残すことができましたが、2年の頃から気の緩みがあったせいで単位の取得をするのがやっとで、それほどいい成績を残すことができませんでした。また2年の後半に初めて、昼間コースの講義を受けましたが、昼間と夜間とでは随分学力の差があるように感じました。特に3年の頃は、大学生活の中で1番時間を無駄に過ごしてしまった時期だったと思います。4年になってからは、課題研究のため光学研究室でPICを用いた簡易データロガーの試作を行いました。この課題研究の取り組みでは、自分がいかに勉強をしてこなかったかがよくわかりました。しかし、少しずつPICの理解を深め、一方でデータロガーの製作を進めていくことで、大学4年間の中で最も得るものが多く、勉強をしたと感じることができ、課題研究をして良かったと思いました。ともあれ、工業会賞を受賞することができたのは、先生や先輩、同級生の皆様方の支えがあったからこそであり、お世話になった方々に心より御礼申し上げます。徳島大学卒業後、大学院に進みますが、大学での4年間のように時間を無駄に過ごさず、工業会賞受賞者として恥じないように研究に取り組むよう心がけたいと思います。

平成16年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

受賞して思うこと  機械工学専攻2年 石川嘉晃

 この度は徳島大学工学部教育研究助成奨励賞をいただき,大変嬉しく光栄に思います.今から考えると研究室に配属されてからの3年間は,それまでの3年間と比べ充実した学生生活が送れたような気がします.私の研究テーマは,磁性流体を用いた新しいボーリングバイトの開発なのですが,すぐに開発ができるわけでもなく,学部4年生当初は地味な実験を繰り返す毎日でした.その上,4年生の途中に先輩が卒業してしまい,自分一人で研究を担当することになり先輩のようにやれるのか心配にもなりました.しかし,担当が自分一人であることもあって,やりたいように好きな時間に好きなだけ実験が進められただけに,研究内容の理解も深まりやりがいも感じられました.最終的には設計・開発にも携わり,精密工学会誌にも論文が掲載され,自分の足跡を残せたような気がします.
 研究を通して会社の見学や学会での発表など,様々な経験をしました.特に私は,4年生の研究発表のときに大きく失敗してしまい,皆に笑われた苦い思い出があり,できれば学会での発表からは逃げたかったのです.しかし,やるからには失敗せずに完璧にやり遂げようと強く思い,発表練習や内容理解を必死にしました.発表の練習は,一人部屋にこもって実際と同じように動きながら試しました.回を重ねるごとに段々とうまくなっていく自分がわかりました.他大学の学生や先生の発表を聞いたり,学会規模の大小による雰囲気の違いを肌で感じたりもし,大学では教えて貰えないような熱意を感じ,自分にとってよい経験をしたように思います.
 最後に,このような賞をいただけたのも自分だけの力ではなく,先生方や研究室の仲間の支えがあったからこそだと思います.本当に感謝するとともに,来年も同じ研究室からこのような賞を受賞する後輩が是非とも現れることを願っています.

平成16年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

徳島大学での4年間 機械工学科4年 矢野慎一

 徳島大学に入学してはや四年。入学したことがついこの間のように思えます。それだけこの四年間が実のあるものだったということがわかります。
 入学当初はまだ誰も知り合いがおらず,まず友達作りから始めました。一人,二人と友達が増えていく中,勉強面においても不慣れなレポートが増え,友達とグループを作りながらレポート作成に励みました。また,試験期間中は空いている講義室や図書館を利用して一緒に勉強したり,遅くまで製図に取り組んだりと。そんな良き日々を思い返します。苦労と喜びを共に味わった友達に,そしてライバルに,本当に感謝しています。今回この賞を頂ける代表が私であって,本当は友達と一緒に頂いたものだと考えております。
 今後,私は大学院へ進学します。四年間で「自分はこれが好きだ」というものを見つけ,それを深く知りたい,もっと見てみたいという気持ちからそのように決心しました。私にとってこれからの二年間は「挑戦」と「忍耐」であると思います。知らないことにどれだけ自分が取り組んでいけるか,また,知らないということが恥ではなく成長であると思えるよう精進していく次第です。今までとは違う環境で過ごしていくことに一抹の不安もないと言えば嘘になります。しかし,自分で選んだ道は自信を持って歩んでいきたいと思います。これから先多くの困難が立ちはだかっても,この賞を,つまり,自分を支えてくれた,助けてくれた友の存在を思い出し,「まだまだやれる,こんなもんじゃない」と自分を奮起させていきたいです。
 最後になりましたが、徳島での生活を有意義に過ごさせてくれた両親を始め,お世話になった諸先生方,そして各先輩方,後輩達にこの場をおかりして感謝の意を表したいと思います。今の自分があるのは,また,この賞を頂けることができるのはこの様な方々のおかげです。本当にありがとうございました。

平成16年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞受賞の喜びと今後の抱負
                機械工学専攻2年 岡本光市

 この度,機械工学奨励賞を頂き大変嬉しく,また3年間の研究がこのような形で認められ光栄に思います。
 私は材料科学研究室に配属され,パワーデバイス等への応用が期待されている半導体材料SiCの研究を行なってきました。配属当初は私にとって馴染みのない材料であったため,全くと言ってよいほどSiCに対する知識を持ち合わせていませんでした。実験でも多くの失敗をし,その度に原因について考えてきました。しかし,その失敗を通して,自分自身で自主的に考え,学ぶという姿勢を身につけることができたように思います。また私たちのような観点から実験を行なう研究者は非常に少ないため,自分の努力次第で新しいことを発見できる可能性があるという点も,実験を行なっていく大きな原動力になりました。このような研究テーマに出会えたお陰で,充実した学生生活を過ごすことができたと感じています。
 私は今春から,社会人としてスタートを切ります。新たな気持ちを持つ一方で,6年間の徳島大学での生活で得た知識,経験を忘れることなく,技術者として社会に貢献していきたいと思います。また,1人の社会人として,現状に満足することなく,人間的にも成長していけるよう努力していくつもりです。
 最後になりましたが,このような名誉ある賞を受賞できたのも,ご指導して下さった岡田達也先生をはじめ,関係者の方々の支えがあったからだと思っております。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

平成16年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して 機械工学科4年 是恒 寛

 この度は、機械工学奨励賞を受賞できることとなり、徳島大学に入学して4年間の頑張りを評価してもらっている事を感じ、大変嬉しく思っています。試験前には友人達と図書館や空いている教室で解らない問題などを教えあったりした事は、この賞を頂くにあたり私自身にとって忘れる事ができない良い思い出です。友人達のおかげで4年間の大学生活を楽しんで過ごせ、またこの賞を頂くことができたと思います。
 4年次から視覚情報学研究室に所属し、卒業研究を行いました。卒業研究の題目は「イメージスキャナを用いた複数白色光源下での形状復元」というものです。これはカラーイメージスキャナを用いて、コンピュータの中に3次元情報を取り込む研究です。カラーイメージスキャナを使った3次元情報の取得方法は、撮影された画像からフォトメトリックステレオ法を用いて3次元情報を復元する、というものです。フォトメトリックステレオ法とは、複数の光源を用いて、それぞれの光源から撮影された明度情報から、物体表面の形状を求める方法のことです。この研究の問題点は形状復元する対象物体の最も離れている部分の距離が既知であること、または対象物体の表面の色が既知であるという仮定を必要とするところです。そのためまだまだ改良が必要です。
 また、今後は、TOEICの勉強をしようと思います。現在は、国際化の傾向が非常に強く、企業でも、英語のできる人が必要とされています。4年生の時に2度受けてみましたが、良い結果ではありませんでした。しかし、英語は今、非常に重要なことです。今回の受賞が、努力をすれば、良い結果をもたらすという、自信をつけさせてくれました。
 大学卒業後は大学院博士前期課程に進学することになっています。大学院では、卒業研究の問題点の改善と、TOEICの二つを重点的に頑張っていきたいと思います。

平成16年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

受賞の喜びおよび今後の抱負 機械工学科4年
                       羽藤修平

 この度は、機械工学奨励賞を受賞できることとなり、大変嬉しくまた光栄に思っております。私は、大学入学時から、大学院に進学し、高度な研究活動に取り組んでいきたいと心に決めていました。そのため、この4年間では、機械工学の基礎を徹底的にマスターするために、日々勉学に励んできました。その成果がこのような形で評価され、今後、勉学をしていくうえで、非常に励みになると感謝しております。
 現在、私は画像処理分野において、物体検出について研究を行っています。物体検出は人々の生活の大部分を占めています。私達は人間として,絶えず,人,建物,自動車などの様々な物体を検出しています。しかしながら,どのようにして正確に物体を検出しているかということは,謎のままでした。これに対する科学的な説明は,多くの学者たちを長い間悩ませ続けてきました。本研究の目的は,どのようにして人間が物体を知覚しているかを理解することではなく,コンピュータで自動的に物体を検出する方法を創り出すことです。自動物体検出は,画像検索を含めて多くの利用価値があります。まだまだ勉強不足であったため,戸惑うことも多々ありましたが,小西先生や先輩方,同級生の皆さんの助けもあって,なんとか研究を進めていくことができました。この場を借りて心より御礼申し上げます。
 この4年間の大学生活を振り返ってみると,やり残した事がいろいろあったと思います。大学院に進学後は,大学生活の中に悔いを残さないように,これまで以上に勉学に励み,さらに発展した研究を自分自身が納得できるところまで続けていきたいと思っています。
 この度は,機械工学奨励賞をいただき,本当にありがとうございました。

平成16年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して 機械工学科夜間主4年
                        小山淳一

 この度は,機械工学奨励賞をいただき、大変うれしく光栄に思います。
 当初,奨励賞受賞の連絡を受けた時,大変驚き,私がこのような賞をもらってもいいのかと思いました。今は,徳島大学での4年間の努力がこのような形で認められた事を誇りに思います。
 大学生活4年間を振り返ってみると,特に勉強を頑張り,学校以外の時間でも,友達と楽しく遊んだり,アルバイトを経験したりと充実した大学生活を送ることができました。
 大学に入学した当初は,実家が兵庫なので徳島には知り合いが一人もいなくて,不安でした。しかし,月日が経つにつれ一人二人と友達ができ,楽しく過ごすことができました。
 勉強の面に関して話したいと思います。私は夜間主に入学したのですが,夜間主は卒業までに取得できる単位がぎりぎりで,ほとんどの科目を履修しないといけません。受けられる授業は全て受け,ほとんど休まず積極的に参加し,予習・復習を心掛け,興味を持って積極的に勉強しました。この結果,奨励賞がもらえたのかなと思います。
 夜間主の利点は,夜に授業があり,昼間の時間を勉強やアルバイトに費やすことができることです。昼間に行われている授業もいくつか受講することができます。私は昼間の時間をアルバイトに利用していました。アルバイト代を生活費にしていたのですが,それによって生活をするのに多くのお金がかかることを知り,お金の大切さを学びました。そしていろいろな年代の人と一緒に働き,いろいろな話が聞けて,良い経験ができました。この経験を今後社会に出た時に生かせたらなと思います。
 卒業後は,実家の兵庫県に帰って就職するのですが,機械工学奨励賞に私を選んでくださった事を自信に,頑張りたいと思います。