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平成14年度機械工学科
各賞受賞者一覧

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平成14年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

畠山賞を受賞して  機械工学科4年 中川勝平

 日本機械学会畠山賞を受賞して、今は、驚きと喜びで胸がいっぱいです。最初、先生に受賞に関して聞いた時は、あまりに突然だったので、何がなんだか分からず、しばらくしてから喜びという実感が湧いてきました。
 しかし、この賞は決して自分一人の力で取れた物とは考えていません。もちろん、自分なりに一生懸命勉強しましたが、周りの友達と協力してきたからこそ、この結果が生じたものと考えています。難しい問題を共にやったり、実験などを協力してやってきました。
 だから、今、この喜びと共に、共に協力してきた友人、分からない問題を教えてくれた先生、そして、大学に行かせてくれた両親に非常に感謝しています。
 今後は、大学院に進学して、現在研究中である、貫流ファンの流体力学的特性に関する研究を行っていくつもりです。とはいうものの、まだまだ分からないこともあるので、しっかりと学習して、よい結果が残せるように、努力を重ねていきたいです。
 それから、TOEICの勉強をしっかりと行っていきたいです。現在は、国際化の傾向が非常に強く、企業でも、英語のできる人が必要とされています。時にTOEICの点数を導入しているところもあり、昇進の条件にもなりつつあります。三年生の時に一度受けてみましたが、良い結果ではありませんでした。しかし、TOEICは、今、非常に重要なことです。今回の畠山賞受賞が、努力をすれば、良い結果をもたらすという、自信をつけさせてくれました。
 大学院では、現在の研究と、TOEICの二つを重点的に頑張っていきたいです。そして、畠山賞を受賞した喜びと、その賞に恥じぬように、より一層、努力を続けていくつもりです。

平成14年度 日本機械学会畠山賞受賞者からのメッセージ

畠山賞の受賞にあたって 機械工学科4年 西 健織

 今回の日本機械学会畠山賞を受賞した事については、当初は嬉しいという気持ちよりも驚きの気持ちの方が大きかったです。と言うのも、まず畠山賞と言うのがどのような賞であるかを全く知らなかったからです。しかし、どのような賞であるかを知った事により、徳島大学に入学して4年間の自分の頑張りを評価してもらっている事を感じ、現在では大変嬉しく思っています。
 大学に入学をして、気の合う友人達に出会い一緒なって遊ぶ時には遊びまわり、試験前には図書館や空いている教室で解らない問題などを教えあったりした事も、この賞を頂くにあたり私自身にとって忘れる事ができません。友人達のおかげで4年間の大学生活を楽しんで過ごせたと思っています。この場をかりて、お礼を言いたいと思います。
 今後の抱負としましては、卒業研究のテーマとしても取り組んできたキャビテーションに関する研究を大学院でより深く勉強したいと思っています。卒業研究では、キャビテーション発生下のターボ機械内部の定常三次元流れに対する解析を行い、未だ明らかにされていない交互翼キャビテーションの三次元的な性質や、流れの三次元性がキャビテーションに与える影響について検討し、よりキャビテーションを抑制することのできる翼形状を提案しました。キャビテーションについては最も興味を持っていたテーマなので、畠山賞の受賞を励みとして今後も研究を続け大学院の2年間を充実したものとしていきたいと思っています。
 私自身はキャビテーションの研究をしているので、その研究が役立つターボポンプなどにかかわる仕事をしたいと思っています。そのためにも、大学院で多くの専門的な知識を学び、自分の興味を持ったことには積極的に挑戦していこうと思います。

平成14年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

受賞の喜び  機械工学専攻2年 西池誠人

 この度は三木康楽賞というたいへん栄誉ある賞に選ばれましたこと、心より嬉しく、また光栄に思っています。
 私は、繰り返し疲労や腐食を受けやすい環境で用いられる機械部品用金属表面の改質を目的とした新しい技術であるレーザーピーニングを取り上げ、その基礎的な特性データを収集し、調査してきました。現在、アルミニウム基材および鉄鋼基材に対してこの技術を用い、レーザー光入射に伴い発生する熱影響や衝撃影響、プラズマによる素材表面のイオン化、そして現在最も広く実用化されている方法であるショットピーニングに比べて、より深い深さまで改質効果が現れるといった見解が得られています。幸せなことに、こうした結果を多くの学会、研究会等で発表することができました。その中で私は、他の研究者から質問を受け、新しい見解と課題を得ることとなりました。そしてまた、本当にたくさんのことを学びました。
 多くの仲間に囲まれ、先生方に見守られ、そして得がたい経験が得られたこの研究室での三年間は、言葉にし尽くせない思いと喜びでいっぱいです。
 このような賞を受賞できたことは、これから社会に出てゆく私にとり、なにものにも代え難い大きな財産となり、また証となるように思います。これからもこの栄誉に甘んじることなく、初心にかえり、励みを胸に何事に対しても全力をあげて取り組み、私自身成長できるよう邁進して行く覚悟です。
 今後ともより一層のご指導、ご鞭撻の程をお願い致します。
 ありがとうございました。

平成14年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞受賞にあたって 機械工学科4年 青木一真

 この度は三木康楽賞を受賞させていただき嬉しく思っています。この機会に自分のことについて少し述べさせていただこうと思います。僕は岡山県出身のため下宿して初めて1人暮らしを経験しました。大学入学後は今までより自分の時間があり有意義な時間が過せるようになりました。学業の方では2年次になると興味のある制御やロボット工学といった専門科目の講義が増え、大学へ行くのが面白くなりました。
 4年次からロボット工学研究室に所属し、卒業研究を行いました。卒業研究の題目は「固有空間法を利用した3光源イメージスキャナによる3次元物体の形状復元」というものです。これはカラーイメージスキャナを用いて、コンピュータの中に3次元の情報を取り込もうという研究です。現在開発されている3次元の情報をコンピュータの中に取り込む装置は大掛かりであり、また高価であるという問題があります。そこで画像入力装置として一般に広く利用されているカラーイメージスキャナを使用して、3次元の情報をコンピュータの中に取り込む方法について研究しています。本来、カラーイメージスキャナは紙に描かれた絵のような2次元の情報をコンピュータに取り込むことに用いられる装置です。そのカラーイメージスキャナを使った3次元情報の取得方法は、撮影された画像の陰影から対象物体の形状を推定して3次元情報を復元する、というものです。この研究の問題点は形状復元の対象物体の表面の色が白色の場合しかできないということです。そのためまだまだ改良が必要です。
 大学卒業後は大学院博士前期課程に進学することになっています。進学して卒業研究の問題点の改善をしていきたいと思っています。

平成14年度 三木康楽賞受賞者からのメッセージ

三木康楽賞受賞に際して 機械工学科4年 木村良太

 この度は、三木康楽賞を受賞させていただき、大変光栄に思います。
 機械に関する勉強が好きということで機械工学科に入学しましたが、実際にはどのようなことを勉強していくのか、よく分かりませんでした。
 しかし、入学当初、各分野についての大まかな説明を受けたおかげで展望が開けました。そして早い時期から工作機械に触れることができ、楽しさも沸いてきました。
 4年間を通じ、各教科の講義について友達と語り合ったり、テストやレポートなどが近づくと相談したりしながら勉強しました。一人で学ぶよりみんなで学びあったことが、疑問を解決することや知識を深めることに繋がった気がします。そういう多くの友達に出会えたことも徳島大学での大きな財産だと思います。
 4年生から乗用車のサスペンションの研究をする研究室に配属され、乗り心地を向上させるアクティブサスペンションの設計を行っています。現在の乗用車には、ばねとダンパからなるパッシブサスペンションが多く使われていますが、ばねとダンパの性質上、乗り心地と操縦安定性を高い次元で両立させることは困難です。そこで、改善のためにアクチュエータにより外部からエネルギーを供給し、振動を制御するアクティブサスペンションの研究が盛んに行われています。本研究では、空気圧式のアクチュエータを使い、1車輪モデルに対するスライディングモード制御によるアクティブサスペンションを実験およびシミュレーションにより検証しています。これにより、乗用車が路面の凹凸を乗り越えた時、振動をすみやかに押さえることができ、快適なドライブが保証されることになります。
 今後、大学院に進学しますが、ますます研究に専念し、知識理解を深め、社会に貢献したいと思います。

平成14年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

学生生活で得たこと 機械工学専攻2年 大森 章弘

 私は、来年度から社会人という道を選択し18年間の長い学生生活に終止符を打ちます。18年間の学生生活の中で、自ら積極的に行動を起こしたことがないため、これといって特別に賞をもらったことはありませんでした。しかしながら、そのような私が、学生生活最後の年の修了間近において、日亜賞受賞者に選ばれたという報告を聞き、大変驚いております。今回も私は、特別に何かをしたというわけでもなく、ただ大学院2年間で3度学会へ行き、周囲の人よりもほんの少し多く発表してきました。学会に向けての準備段階で、共通して苦労した点というのは、発表内容の構成を考えることでした。学会でのプレゼンテーションはたった15分という短い時間であるため、いかに聞き手にわかりやすく要点を伝えるかということが重要となってきます。そのため、文章力の無い私にとっては、伝えたい内容と話す内容がなかなか一致せず、先生との発表練習では、毎回構成の見直しを検討するように注意されていました。しかし、回数を重ねるたびに、構成が良くなっていくのが自分自身でも感じとることができました。その苦労のおかげで、学会当日は大勢の人前で自信を持って堂々と発表することができたと思います。今まで、学生生活において数多くのことを学んできましたが、3度の学会発表で、これまででは得ることのできない多くのものを学んだ気がします。社会ではこのようなプレゼンテーションを行う場面が数多くあると思いますが、学会で発表して学んだことを忘れず、社会へ旅立っていこうと思います。最後になりましたが、私がこのような賞を受賞することができたのは、私一人の力ではなく、私の周りでご指導いただいた先生方および研究室の皆様の協力があったからこそだと思います。この場をお借りしてご協力いただいたすべての皆様に御礼申し上げます。

平成14年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

「日亜賞」を受賞して  機械工学科4年 荒井琢士

 私は始め「日亜賞」を受賞できると聞いたとき、どのような賞だろうと思いました。調べてみると、日亜化学工業より寄付金を受けた徳島大学工学部がこの賞を創設したと知りました。また、2年連続で10億円の研究助成基金をもらっており、私たちの教育や研究を行う上でかなり援助をいただいていることを知りました。日亜化学工業の小川英治社長をはじめ社員の方々にたいへん感謝しております。
 受賞してうれしいという喜びはありますが、正直言ってあまり実感が湧かないというのが今の心境です。しかし大学に入学して、1年からコツコツ努力し、やってきた勉強がなんらかの形で現れたのは、自分にとってたいへん誇らしく感じるものです。
 現在私の行っている研究は、「クロスフロー風車の高性能化に関する研究」というもので、小型の風力発電に使われる風車の研究をしています。現在、石油などの枯渇資源のエネルギーが見直されている中で、地球環境にも良い太陽光や風力・潮汐などといったエネルギーは見落とすことができないと思います。そういった背景の中で、この研究を行うことは、意義があり、またやりがいのある研究だと思っています。クロスフロー風車について述べると、この風車はまだ試験段階で実際に設置し、使用される段階ではありません。この風車を実用化するためには、出力改善と稼働率の向上が主要課題になります。この課題を達成するためには、まだまだ時間がかかるため、大学院に進学しても引きつづきこの研究を行い、この課題に取り組んでいきたいと思います。
 これからも「日亜賞」の受賞を励みに、今以上の努力をし、がんばっていきたいと思います。

平成14年度 日亜賞受賞者からのメッセージ

徳島での4年間と課題研究 機械工学科夜間主4年
                         河野 哲郎

 この度、私のようなものにこのような賞を与えて頂き、心から感謝しております。まさか日亜賞を受賞できるとは思ってもおらず、驚くばかりで実感がわきません。今を思えば、県外出身の私が徳島に来た4年前、一人暮しを始め出した頃がつい昨日のことのように思え、月日の流れを早く感じております。あの頃は新しい生活が始まるという不安はなく、期待に胸を膨らませていました。しかし、いざ新生活を始めてみるとわからないことが多く、失敗も多々ありましたが、そうした経験をしていくことを楽しみながら、1年目は過ぎていったと思います。そして、1年目から3年目まで昼はアルバイト、夜は授業という生活をしていた私にとって、大学4年の課題研究が一番の経験でした。夜間主の私にとって昼の学生と一緒に研究に取り組み勉強し合うことが、それまでの生活とは異なり新鮮に感じました。そこで、私が取り組んだ研究が、ガス漏洩に対してAE法適応の可能性を探る研究でした。従来のガス漏洩の検知方法は、検査に必要な工程が多いため困難を極めております。そこで新しい方法としてアコースティック・エミッション(AE)法に注目しました。AE法とは発生した弾性波の特徴を調査することにより材料の特性あるいは破壊形態を明らかにする方法であります。一般にガス漏洩に伴い弾性波が発生することが知られており、ガス漏洩に伴い発生する弾性波を検知することで、ガス漏洩の形態や規模が推測できるのではないかと考えました。課題研究として1年間この研究に取り組んで参りましたが、まだまだ調査することは多く、適応するまでには至っておりません。受賞したことを恥じぬためにも、卒業後、大学院で引き続きこの問題に取り組み、精進したいと思っております。今回は、本当に有難うございました。

平成14年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞を受賞して  機械工学専攻2年
                         高須 剛

 このたび徳島大学工業会賞を賜り、心からうれしく、光栄に思っております。これも研究を行うに当たって、岩田哲郎先生に適切な御指導、ご助言を賜ったおかげであると深く感謝の意を表する次第です。
私の研究テーマは、「時間分解分光測光用サブナノ秒光電子増倍管内部ゲート法の開発」です。この研究では、サブナノ秒の分解時間を有する、新しい光電子増倍管内部ゲートの手法の提案と、その性能評価を行いました。この手法を用いることで、高速繰り返し過渡発光波形の測光、例えばサブナノ秒オーダーの蛍光減衰波形の取得が行えます。私の配属された光学研究室では、新しいアイデアに基づく分光・光学計測機器の開発と、それに付随する数学的データ処理アルゴリズムの開発を行っています。ここで私の場合必要とされたのは、光や電子回路に関する知識と技術でした。配属当初は全く聞き覚えの無い用語に苦しみましたし、ほとんど経験の無かった回路の設計製作では、多くの失敗を繰り返しました。しかしその都度粘り強くご指導を頂き、その結果として研究の成果を学会や論文という形で、何回か発表することができました。楽しみながら研究をしていた結果ですが、それを今回この様な形で評価して頂くことができました。研究室に配属された3年前と比べて、少しは成長できたのではないかと非常にうれしく思っています。
この徳島大学機械工学科は、本人のやる気次第で自分を成長させ、大きく力をつけることのできる場所だと思います。後輩の皆様方も、是非がんばって機械工学科を発展させて頂きたいと思います。
私は春からは社会に出ますが、この研究室での経験を生かして、また、壁にぶつかったときは「なにくそっ」という気持ちを持ってがんばっていきたいと思います。

平成14年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

徳島大学工業会賞受賞までの軌跡  機械工学科4年
                           渡邉 悟

 まず、このような立派な賞を受賞できて多少気後れいたしますが、謹んでお受けさせていただきます。そして、推薦してくださった先生方、誠にありがとうございます。
 私の四年間の大学生活はサークル活動等をしていなかったので、勉強、アルバイト、遊び、三つを繰り返しただけのような気がしますが、終わってみると卒業まで早かった感じがします。特に勉強の方は、三年になると今までと違ってクォーター制の導入により一年が四分割され、一ヶ月に一度のペースでテストが実施されていたのと専門分野の講義だけになっていたので、あの時が一番苦しかった記憶があります。ですからアルバイトはこの時に辞めました。しかし、友達と試験範囲からどこが出るか検討したりと、それなりに楽しくもありましたが・・・。そして最後の一年間の四年次では、実験装置を作り直したということもあり、実験方法を試行錯誤したり等いろいろありましたが、なんとか卒業までこぎつけました。その節は、逢坂昭治教授、草野剛嗣助手というすばらしい指導教官に恵まれ、適切なアドバイスをいただき誠にありがとうございました。また、一緒に研究をしてくださった院生の藤井さんには、私が勉強不足で迷惑をおかけする部分も多々ありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。それと、私の就職が決まった後、卒業まで何度か逢坂教授に大学院に進まないのが残念というお言葉を頂きました。それが私にとって認められているような気になり、なんとなく嬉しかったです。
 最後に、これからは本当の意味で社会に出ることになりますが、これまでの大学生活で得た経験、知識を生かして不況に負けず、これからも努力を惜しまず前に進んでいこうと思います。ありがとうございました。

平成14年度 徳島大学工業会賞受賞者からのメッセージ

「工業会賞」受賞の喜び 機械工学科夜間主4年
                        矢野 輝

 徳島での大学生活4年間は私にとって大変充実したものになりました。教室での教養科目や専門科目の講義にも不安がありましたが、親元を離れて1人で生活することに、はじめは戸惑いがあったことを思い出します。そのうちに、クラスの友達とは何でも話し合えるようになり、2年の冬休みには3泊4日のスキーに出かけたこともありました。良き友を得て専門科目の講義も楽しく履修できました。また新しい教室での講義も、クラスの人数が少ないのに反比例して活発だったように思い出されます。
 4年間の中で一番苦労したのが、4年次の「課題研究」でした。問題点が見えてきたのが12月になってからで、それからは夜遅くまで参考文献の調査やエクセルを使っての計算になりました。結果的には、当初に計画した目標通り進まなかったものの、研究論文も完成させ、最後の発表で1年間を締めくくることができました。
 この度は予想もしていなかった工業会賞を受賞することができました。光栄であり嬉しく思っています。大学卒業時の受賞など考えたこともなかったことでした。これも良き友、良きライバルに恵まれ、切磋琢磨できたからであり、また先生方のご指導のおかげでもあります。今では徳島大学に学ぶことができて良かったと感謝しています。私にとって最後の学生生活は、社会勉強ができ人間的成長を少しは遂げられたものと思い、とても良い期間でした。
 工業会賞を受賞できたのも皆さんの支えがあったからこそだと思い、最後になりましたが、お世話になった方々に深く感謝の気持ちを表わし、心より御礼申し上げます。

平成14年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

未来へ向かって  機械工学専攻2年 細部智章

 研究室に配属されて、流体力学の研究に携わってから三年が経ちました。私は研究する時は「なぜ?」という疑問をもって活動してきました。この疑問を解決したり解決の糸口となったのが、研究室で週に一回ゼミで行われたディスカッションです。このディスカッションは約一ヶ月に一回の周期で発表する順番が回ってくるのですが、その間の研究成果や研究を進める上での問題点などを議題として、全員で考えて話し合う時間です。この時間があったから、研究結果について納得できるまで追求でき、研究活動を円滑に進めることができたと思います。また、プレゼンテーションが苦手な私ですが、このゼミで回数を重ねるごとに苦手意識がなくなり、上手に発表できるようになったと思います。さらに、毎日の研究生活やディスカッションのまとめとして、たくさんの学会で発表しました。学会では、研究室内で行われるゼミとは違った緊張感があり、他大学の先生からも数多くの助言をいただきました。失敗もたくさんしましたが、今では大変貴重な経験となっています。今回の徳島大学工学部教育研究助成奨励賞はこの日々の努力が認められたものだと大変うれしく思います。
 さて、大学時代の努力が実って進路も自分の希望がかないました。卒業して社会に出ていくわけですが、徳島大学に在籍した四年間、さらに大学院での二年間で経験したことを生かして、社会人になっても自分の夢や目標を達成するために、日々起こる現象に対して「なぜ?」の疑問を忘れずに新しいことにチャレンジしていきたいです。最後に、今までお世話になった先生方、研究室のみなさま、友人に深く感謝致します。

平成14年度 徳島大学工学部教育研究助成奨学賞受賞者からのメッセージ

教育研究助成奨励賞受賞にあたって 機械工学科4年
                           小西雅史

 この度は徳島大学工学部教育研究助成奨励賞をいただき、本当にありがとうございます。このような大変名誉ある賞を受賞できたことに、驚きと同時に大変嬉しくまた光栄に思っています。
 私は徳島県出身で、地元の徳島大学に入学しました。4年生になるまでの3年間は、授業やレポート、試験などに追われ、あっという間に過ぎた気がします。その中でもサークル活動では全く新しい経験をすることができました。私は3年生になってからサークル活動を始めたのですが、もう少し早く始めていればと今は思っています。それほどに得るものは多かったです。4年生になってからは混相流研究室に所属し、フラッディングと呼ばれる現象について研究してきました。フラッディング現象は原子炉などで起こり得るもので、この現象の発生機構を調べることは非常に興味深かったです。最初は実験方法などが分からず戸惑いもありましたが、逢坂先生並びに草野先生、同じ研究室の先輩や友人達の惜しみない協力をいただき、より深く研究内容を理解することができました。その結果、良い研究結果を得ることができ、その上、徳島大学工学部教育研究助成奨励賞まで受賞することができました。先生方や同じ研究室の先輩、友人達には心から感謝しています。特に逢坂先生には、実験方法だけでなく論文作成などにあたり数多くの貴重な助言をいただきました。ここに深く御礼申し上げます。
 私は卒業後、徳島大学大学院へ進学することが決まっているので、4年生の時と同様にフラッディング現象に関する研究を続けていきたいと思っています。今後はこの賞をいただいたことを励みとし、少しでも良い研究成果が得られるよう努力していきたいと思います。

平成14年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

受賞の喜び  機械工学専攻2年  榎本羊太

 この度、機械工学奨励賞をいただき、大変嬉しくまた光栄に思っております。このような賞を受賞できたのも、ひとえに周りの皆様のお力添えがあっての事だと感じております。
 私はもともと機械に触ることが好きで、中学卒業にあたり阿南工業高等専門学校への進学の道を選びました。そこで学んでいくに従い、私自身の物事の捉え方に変化が出てきました。材料工学や設計工学を学ぶにつれ、周りの建物や橋梁、街を走る自転車や自動車など、全てのものに対する見方が変わっていくのを感じました。それまでの私のもっていたぼんやりとした'知識'が、人間の役に立つ'工学'に換っていくことに興味を覚え、よりいっそう学びたいと考え、この徳島大学へ進学いたしました。
 徳島大学で研究テーマとして与えられたものが、自動車の操縦とサスペンションの制御に関するものでした。機械工学の集大成の1つである自動車を研究テーマとして与えられたことは非常に幸運であったと感じております。興味深い研究テーマ、充実した研究環境、尊敬する教授など、恵まれた状況に置かれましたことを神様に感謝いたします。お忙しい中、ご指導いただいた芳村先生、日野先生、また公私に渉りお付き合いいただいた同研究室の檜皮君をはじめとする周りの皆様には感謝の言葉もありません。
 振り返ってみますと失敗ばかりが思い出される学生生活でしたが、徳島大学また大学院におきましては、勉学だけではなくさまざまな経験をさせていただきました。失敗から学んだことも多々ありました。私はこの受賞を持ちまして学業の修了となりますが、これからの残りの人生全てが勉強であると思っております。今後、この賞をいただいたことを私の誇りとし、またそれに恥じぬようにがんばる次第です。

平成14年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

受賞喜びの声  機械工学専攻2年  山澤健治

 この度は、機械工学奨励賞を受賞できることとなり、大変うれしく光栄に思います。私が研究室に配属されてから早くも3年が経とうとしています。この3年間は大学生活のなかで最も充実したような気がします。それだけ私にとって得るものが多く、プラスになったということでしょう。大学院へ進学した大きな理由は4年次の就職活動で自分をアピールできない不甲斐無さを感じたことでした。それは目標も持たず、ただ漠然とそれまで過ごしてきた私にとって当然の報いでした。そこで物事に対する考え方、取り組み方を180度変え、大学院で研究に励み、専門性を高めようと考えを改めたわけです。
大学院では3次元アニメーションを有効活用するための方法、分野を模索しながら対話型3次元システム構築の研究をしてきました。研究の途中で行き詰まったり、悩んだりしたことも度々でしたが、周囲の協力もありそうした関門をクリアすることができました。また研究成果を学会で発表し、新たな刺激を得ることが研究意欲の大きな原動力になったように感じます。学会参加当初は資料作成に振り回され、自分の意図を第三者に伝える事の難しさを痛感させられましたが、回を重ねる毎にステップアップしていく自分を感じることができました。社会に出ればプレゼンテーション等のコミュニケーション能力がとても重要となります。大学院では研究だけするものだと考えていた中で、文書作成力、プレゼンテーション力を高めることができたのはうれしい誤算でした。もうすぐ社会人として新たなスターとをきりますが、この3年間の研究、体験を貴重な財産とし、更なる自己成長を目指しながら社会人として活躍していきたいと思います。
最後になりましたが、この度の受賞ができましたのも伊藤照明助教授をはじめ、協調工学研究室の皆さんのご指導とご協力のおかげだと感じております。この場を借りてお礼申し上げます。

平成14年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞受賞の喜びと今後の抱負
         機械工学科4年 清藤結記

 今回、機械工学奨励賞を受賞できたことを大変うれしく思います。私は他の学生とは違い、工業高等専門学校からの編入という形で本校に入学しましたので、3年次から始まるということもあり、講義についていけるのだろうか、他の学生と勉学で差があるのではないか等、いろいろと不安がありました。そのため、少しでもそのようなことがないようにと勉学に励みました。その結果が、今回の受賞につながったのではないかと思います。勉強をするにしても、このように努力が何か形となってあらわれてきてくれることは、来年度以降、大学院で勉学をしていくうえで、非常に励みとなります。
 現在、私は流体力学の、特に流体機械の分野の研究を行っています。特に、逆解法による羽根車設計と実測による流れ検証についての研究を行っています。この研究では逆解法による羽根車の設計法を確立するとともに、本方法を用いて設計した羽根車内の流れを測定することによって設計法の妥当性を確認し、羽根車性能の更なる向上策について検討しています。なぜこの研究をしようとしたのかというと、流体機械は我々人間があらゆる面で利用している非常に重要な役割を担ったものであり、その高効率化は人類が直面しているエネルギー問題の解決の手助けとなると思ったからです。また、将来その分野の発展に携われるような研究、仕事をしたいと考えているからです。
 現在のところ、この研究に関する結果や考察は色々と出ていますが、わからない事も多くまだまだ時間を要するので、大学院に進学しても引き続きこの研究を行い、さらなる発展を目指していきたいと思います。機械工学奨励賞の名に恥じぬよう、これからも変わらぬ努力を続けていきたいと思います。

平成14年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

「継続は力なり」そして「努力は実る」 機械工学科4年
                          山田浩之

 この度は、機械工学奨励賞をいただき、大変嬉しく思います。
 この4年間はあっという間に経ち、勉強、サークル、趣味とさまざまな事をしてきて充実したものだったと思います。特に、この4年間で頑張ったといえば、各年次ごとの前期・後期試験だと思います。過去に出された問題だけを解いて試験勉強をしている人がいましたが、私はそういうのには頼ったりはせず、あくまで過去の問題は参考程度として試験勉強をしてきました。なぜなら、そういうのに頼ってしまっては、試験をする分野において、狭い範囲でしか勉強したことにならず、また後々のためにもならないと思ったからです。しかし、その分の努力は必要で、私自身とても苦労しましたが、その努力分の結果は出たのではないかと思います。
 現在、私は流体工学分野において、フラッディング現象について研究・勉強をしています。4年次の時は勉強不足で、大学院生の方に大変迷惑をかけてしまったと、深く反省しています。今後はそのようなことが無いよう、より一層の努力をしていこうと思います。そして、修士前期課程の2年間において、現在研究している分野を4年次のときよりもっと自分のものにしたいと思います。
 最後に、
 「継続は力なり」
 「努力は実る」
  小さなことでも継続すれば大きな力となり、どんなことでも成し遂げられるということ。
 この2つの言葉を肝に銘じて勉強にいそしみ、また公の場における発表等でコミュニケーション能力などをあげ、これからも努力し頑張っていきたいと思います。

平成14年度 機械工学奨励賞受賞者からのメッセージ

機械工学奨励賞を受賞して 機械工学科夜間主4年
                         細川成史

 この度は機械工学奨励賞にご推薦いただき感謝の気持ちでいっぱいです。この4年間やってきたことがこのような形で評価され、非常にうれしく思っております。
 私は、1999年に機械工学科夜間主コースに入学しました。主に昼間はアルバイトをして、夜間は学校に行くというかんじの生活でした。働いた後に学校で勉強するのは、結構きついものでした。夜間主はあまり単位の修得に余裕がないため、なるべく欠席することないように心掛けていました。4年次には進学を考えていたので、最も興味のあった分野であった、森岡先生、清田先生の熱工学研究室に入ることとなりました。研究室内は、先生方と院生と学部生との関係もよく、非常にやりやすい雰囲気でした。研究のほうは私の取り掛かりが遅かったため期限一杯までかかり、先生方にいろいろとご迷惑かけることとなりましたが、何とか発表まで行うことができました。実験は時間と根気がいるもので決して楽なものではありませんでした。しかし完全とは言えませんが最後までやり遂げることができ良かったです。4年間を振り返って言えることは、とりあえず自分のできる限りのことはやってみるのが大切だということです。私自身、悔いは無かったかといえば嘘になります。悔いの残らないよう、4年という期間いろいろなことに挑戦すれば、充実した大学生活になると思います。
 今後は、本学の大学院工学研究科機械工学専攻に進学することとなりました。引き続き熱工学研究室で吸収冷凍機における吸収剤についての研究に取り組んでいきたいと思っております。今回の受賞を励みにして、勉学・研究活動ともによりいっそう努力し、頑張っていきたいと思っております。

平成14年度 日本軽金属学会中国四国支部奨励賞受賞者からのメッセージ

軽金属学会中国四国支部奨励賞受賞について
           機械工学科4年 古高将史

 この度、軽金属学会中国四国支部奨励賞を頂き、大変光栄に感じています。受賞にあたり、私の卒業研究について述べさせて頂きたいと思います。
 私の今年度の研究テーマは、アルミニウム層状結晶の圧延変形と再結晶についてです。立方体方位の結晶粒をもつ層状結晶を、ブリッジマン炉を用いて作製し、その圧延・再結晶挙動を調査するというのが、本研究の研究概要です。
 実験の手順としては、作製した試験片に圧延変形を与え、SEMを用いて表面組織の観察を行いました。その後、焼鈍を行い再結晶粒を形成させ、再びSEMを用いて表面組織を観察しました。
 実験結果についてですが、圧延変形後のすべり線の解析を行い、シュミット因子・Pickus因子、修正Pickus因子と比較した結果、修正Pickus因子が実際に活動したすべり系と最も一致を示していました。
 また、再結晶粒は約50%が、変形マトリックスと<111>軸回転関係にあり、その形状はすべり面のトレース方向に伸びているものが、いくつか観察されました。
 再結晶粒は、立方体方位結晶粒内と粒界付近に数多く形成されました。これは、交差すべりの活動量が少なかったため、転位が立方体方位結晶粒内に蓄積されたためと考えています。
 実験が始まった当初は、右も左もわからず戸惑うことが多々ありましたが、先生方や先輩方のおかげで、徐々に研究に対する理解も深まり、失敗もたくさんあり大変でしたが、有意義な1年間をすごせたと思います。今後もアルミニウムの変形・再結晶挙動に関する研究を続けていき、軽金属研究の発展に貢献できるよう、努力していきたいと思います。

平成14年度 国際交流研究奨励賞受賞者からのメッセージ

受賞の喜び 機械工学専攻2年 Deendarlianto

 国際交流研究奨励賞をありがとうございます。とてもびっくりしましたがうれしく思っています。
 私はインドネシアから来ましたディーンダリアントです。日本に来て2年半になりました。だいぶん日本の文化と生活に慣れ、とてもたのしく生活しています。しかし日本語はほんとに難しいので日本語の勉強もがんばっています。
 私は傾斜管路の空気-水対向二相流におけるフラッディングの研究をしています。フラッディング現象は原子炉(ニュークリア・コールを冷やすために水を原子炉容器に注入される場合に垂直および傾けられたチューブの中で蒸気と冷水のフラッディング現象がひきおこされる)の加圧水型炉の冷却剤喪失事故の原因にみられます。ほとんどのフラッディングの研究は、垂直のチューブの中で行なわれました。しかし垂直管中や傾斜管での研究はされていません。私の研究は、傾斜管でのフラッディング現象のフローメカニズムに関するものです。
 本研究に際し、逢坂昭治教授には親切なご指導および的確なアドバイスをいただきましたことに深く感謝しています。また、草野剛嗣助手には貴重なご助言をいただいたことに心より深く感謝します。そして、研究室の皆様にはともに協力し合いながら、充実した学生生活を送ることができて感謝しています。
 これから博士後期課程の3年間で、引き続きこの研究をがんばり、多くの研究論文を書きたいと思っています。